バリ観光税、なぜ57%も払われていないのか。VOAとの決定的な違い
バリを訪れる外国人旅行者に課される15万ルピアの「外国人観光客徴収金」。2026年1〜8月の支払い率はわずか43%で、半数以上から徴収できていません。なぜVOAは払わなければ入国できるのに、バリ観光税は未払いでも通過できてしまうのか。中央政府とバリ州の権限の違いから、制度の“隙間”と徴収率が伸びない理由を読み解きます。
ジャカルタ出張、私は「歩ける場所」に泊まる。
ジャカルタ出張で意外と重要なのが「どこに泊まるか」。名物の大渋滞を何度も経験した末、最近選んでいるのは商談先やモール、日本食にも歩いて行けるSemanggi。高層階から渋滞を眺めながら考えた、ジャカルタで疲れずに仕事をするための自分なりの付き合い方。そして「仕事をする街・ジャカルタ」と「暮らす街・マカッサル」について綴ります。
スシローがある生活、ちょっと羨ましい。
ジャカルタのポンドックインダモールで、久しぶりにスシローへ。ネタの大きさとクオリティはさすがの一言。インドネシアの水産物と日本の品質をつなぐ工夫、店内で見つけた「From Makassar to Sushiro」。海外で暮らして初めて気づいた、「スシローがある生活」のちょっと羨ましい価値について考えます。
ペリタエアに初めて乗ってみた。快適なのに、なぜか「中途半端」だと思った理由
初めてPelita Airでマカッサルからジャカルタへ。新しく快適なA320、スカルノハッタ空港T3利用は好印象でしたが、機内サービスはパンと水だけ。さらに復路は出発1週間前に欠航となり、Garudaを取り直すことに。Citilinkとほぼ同じ料金のPelitaは誰のための航空会社なのか。Garuda、Citilinkとの違いを実体験から考えます。
スタバのコーヒーは高いのか? インドネシアで考える「スタバ指数」
インドネシアのスタバでGrandeのアメリカーノが43,000ルピア。日本円なら400円弱で安いと感じますが、ローカルチェーンKopi Kenanganの約2.26倍です。韓国、タイ、中国、ベトナム、日本とも比較し、独自のスタバ指数から、為替換算だけでは見えてこない各国のコーヒー価格と体感物価の違いを考えてみました。
バリ旅行、家族4人ならビザ代だけで3万6000円超? インドネシアVOA「100万ルピア」値上げ案を考える
インドネシアのVOA(到着ビザ)が、現在の50万ルピアから最大100万ルピアへ値上げされる案が浮上。実施されれば、家族4人のバリ旅行ではビザ代だけで約3万6000円、観光税を含めると4万円超に。なぜ値上げするのか、e-VOAとの料金差、タイやマレーシアなど周辺国との違い、インドネシア観光への影響を現地在住者の視点から考えます。
「カスボンできますか?」インドネシアの「前借り」文化を調べてみた
インドネシアで会社を経営していると、従業員から「カスボンできますか?」と相談されることがあります。給与の「前借り」を意味するKasbonは、実はオランダ語にルーツを持つ言葉。昔ながらの職場慣習から、EWAやGajiGesaなど最新フィンテックの登場まで、インドネシアのお金と働き方、そしてその背景についてお伝えします。
人生は、伏線だらけだった。作った。次は、売る。
2017年、約2年間のマカッサルでの実証事業が終了しました。インドネシアでタコを作れるようになっても、売れなければ続かない。私は営業部長として再び営業の現場へ戻り、まだほとんど知られていないインドネシアタコを日本に広める仕事を始めます。作れることと、続けられることは違う。本当の挑戦は、ここからでした。
人生は、伏線だらけだった。マカッサルで、タコを作る。
2015年、JICAの普及・実証事業が始まり、私はマカッサルの水産加工工場に立っていました。目の前には、かつて日本で初めて出会ったインドネシアの縞タコ。そして役に立ったのは、震災後に突然工場長を任された三年間の経験でした。別々だと思っていた出来事が、遠く離れたマカッサルで少しずつつながり始めます。
人生は、伏線だらけだった。「タコ案件、これは面白い。」
「インドネシアで作る。」その思いを形にする方法が分からない中、JICA事業への応募をきっかけにケンドマネジメントと出会いました。「タコ案件、これは面白い。」そして数か月後、海洋水産省で聞いた「タコなら、マカッサルでしょう。」という一言。翌日、私は初めてマカッサルへ。何気ない二つの言葉が、その後の人生を大きく動かしていきました。