【インドネシア】社会活動制限がとうと南スラウェシ州も対象に!
インドネシアのジャワ島とバリ島で実施されている、社会活動制限ですが、3月22日まで2週間延長となり、さらに、北スマトラ州、東カリマンタン州及び南スラウェシ州を対象地域とする事が決定されました。
マカッサルを含む南スラウェシ州はいままで、社会活動制限対象外でしたが、今後は活動制限がかかった形での運用となりそうです。
3月22日まで延長
ジャワ島全6州とバリ州の一部の県や市で3月8日まで実施予定の社会活動制限が、さらに2週間延長となり、3月22日までとなりました。さらに、北スマトラ州、東カリマンタン州、南スラウェシ州は、今年に入って初めての社会活動制限となります。
拠点としている、マカッサルでは、今まで制限がない状態でしたが、今回対象地域に選定されてしまったので、企業活動にも影響がでてきそうです。
社会活動制限内容はほとんど変わらず
活動制限のポイントは、対象地域が、
- 死亡率が全国平均を超える
- 回復率が全国平均未満
- 検査における陽性率が全国平均を超える
- 病床占有率が70%を超える
以上の4つの指標のいずれか1つ以上に該当する地域が対象となります。
該当の州知事は、州内の県や市の対象地域を指定する事が可能です。
社会活動制限の主な内容
- 企業のオフィス活動は、在宅50%、出勤50%
- 基盤分野(保健衛生や、主要食料、エネルギー、情報通信、金融、物流、ホテル、建設、等)については、100%の活動が可能
- 飲食店の収容人数は50%まで
- ショッピングモール等の営業時間は9時まで
- 礼拝所は収容人数50%まで
- 公共施設での活動が停止から50%までに緩和
等の実施が義務付けられています。
インドネシアの感染状況
3月8日現在で、感染者が138万人、死亡者が3万7千人以上となっています。1日の感染者は一時期1万人を越えていましたが、ワクチン接種の効果なのかわかりませんが、5~6千人程度までは減少しているようです。
まだまだ予断は許されませんが、社会活動制限がかかったまま、なかなか解除とはいかないようで、今後もインドネシア国民は、一層の我慢が強いられるような状況が続きます。