インドネシアからの帰国6日間待機
日本政府は水際対策としてインドネシアからの入国者を対象に新型コロナウイルスの水際対策を7月1日から強化すると発表しました。検疫所が確保した宿泊施設で6日間の待機をしないといけなくなりました。
日本で6日間待機がプラス
インドネシアに渡航する場合は、インドネシア到着時に5日の隔離後9日間の自主隔離があり、インドネシアから日本に戻る場合に、7月1日以降到着で6日間のホテル強制隔離後、8日間のホテルまたは自宅での自主隔離となります。
自主隔離を含めるとほぼ1か月間の制限が課されるということになりますので、厳しい状況です。インドネシアで進める案件も感染拡大が続いていて事業も思うようにいかず、ワクチン接種が加速して落ち着くまで少し待とうという機運も高まっています。
インドネシアの感染拡大が止まらない
感染の急拡大が止まりません。1日の感染者は5月の4倍の水準、2万人に達してしまいました。
ついこの間のインドでの新型コロナウイルス変異株の急拡大を見ているかのようです。比較的楽観的な人が多いインドネシアの人たちも警戒を強めているようです。
街の外にでていると屋台で働く人たちや道を歩く人など、変わらずマスク着用の割合は非常に少ないことがわかります。地方に限っては、マスクしている人をみかけることもなく1年以上にわたってマスク着用を呼び掛けてきた政府の声も届いていない状況です。
確かに、地方はまだ感染者も少なく危機感が共有されていないのですが、大人数の家族が狭い家に密集している状態ですと、1人感染してしまうと家庭内全員が感染も避けれない状況です。
外食も今のところ夜20時までの営業しか認められていません。強制的に店から出されてしまいます。テイクアウトも可能ですし、ホテルへのデリバリーもできますので食べられないことはありませんが、事業をしている店の人たちは大変そうです。
5月頃は、このまま終息かと思っていましたが変異株の脅威は、昨年とは違った恐ろしさをも感じます。
感染防止を徹底してなんとか乗り切り、皆さんが早めにワクチンを打ち、安心できる世界に戻りたいですね。