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成田空港でプライオリティパスを活用したラウンジ巡りと搭乗までのひととき

成田空港で桜と春の空に見送られた50回目のインドネシア渡航。プライオリティ・パスでラウンジ巡り。一般エリアのI.A.S.Sラウンジで静かなひとときを満喫し、混雑の保安検査を経て制限エリアへ。再度ラウンジを試みるも1時間待ちで断念し、搭乗口で飛行機を眺めながら過ごします。非常口席で隣も空席という幸運に恵まれ、快適な空の旅が始まります。

すき焼きと展望デッキを楽しんだ後はラウンジへ

満開の桜と春の青空に見送られ、すき焼きで日本の味をしっかりと堪能した私は、その足で「I.A.S.S Executive Lounge 1」へ向かいました。成田国際空港第1ターミナル本館、南北の搭乗手続きビルの間にある建物の4階から中央エスカレーターで5階へ。ラウンジは北ウイング側の右手にあります。

このラウンジは出国審査前の一般エリアに位置しており、搭乗前だけでなく到着時にも利用できる便利なラウンジです。プライオリティ・パスを使えば、アルコール1杯が無料。もちろん、ゴールドカードの提示でも入場可能なので、クレジットカードの特典をフル活用できます。

中に入ると、コンパクトながら落ち着いた雰囲気。全78席のラウンジには1人掛けのソファやカウンター席が並び、全席にコンセントとUSBポートが備え付けられています。窓からは外の光がやさしく差し込み、空港の喧騒とは一線を画す静けさが漂っていました。ソフトドリンクの種類も豊富で、コーヒー、カプチーノ、カフェラテなどがドリンクバー形式で楽しめます。機内での乾燥対策に、ここでしっかり水分補給ができるのも嬉しいポイントです。

このときは空いていて、静かな時間が流れていました。プライオリティ・パスの特典でいただいたビールを一杯ゆっくりと味わいます。グラス越しに泡がきらめき、旅立ちの高揚感をさらに引き立てます。これからの旅路に思いを馳せながら、旅の序章としてふさわしいリラックスしたひとときとなりました。

いよいよ出国、しかし保安検査は大混雑!

ラウンジをしっかり満喫したあとは、いよいよ出国です。しかし待ち構えていたのは、大混雑の保安検査場。春休みの時期ということもあり、どこも長蛇の列で、人、人、人……。家族連れ、グループ旅行、ビジネスマン、それぞれの旅立ちを前にした人々が列をなしていました。

うんざりするような混雑ぶりでしたが、時間には余裕を持っていたので、焦らずに進みます。手荷物をトレイに並べながら、ふとこれも旅の一部だなと思い直し、気持ちを切り替えました。係員の指示もテキパキとしており、意外にもスムーズに検査が進んでいきます。

荷物検査を終え、出国審査も無事に通過。制限エリア内に入り、次は搭乗までの時間をどのように過ごすかを考えます。

再びラウンジを目指すも、まさかの長時間待ち

制限エリア内では、プライオリティ・パスで利用できる「IASS Superior Lounge 希和 -NOA」に向かいました。搭乗まで少し時間があったので、もうひと休みしようと思ったのですが、ラウンジの入口でスタッフから「1時間待ちです」との案内。まさかの待ち時間に驚きつつも、さすがにこの混雑では仕方ありません。

ラウンジの入口前には、すでに多くの利用希望者が並んでいて、座る場所さえ見つけるのが難しいほど。人気の高さがうかがえます。「先ほど一般エリアのラウンジでゆっくりしておいて良かった」と心の中で自分に言い聞かせつつ、予定を切り替えることにしました。

搭乗口で飛行機を眺めながら過ごす時間

仕方なく、搭乗ゲート近くのベンチに腰を下ろして、飛行機を眺めながらのんびりと過ごすことにしました。目の前には大きな窓が広がり、滑走路では次々と飛び立つ飛行機たちが青空へ吸い込まれていきます。そのたびにエンジン音が響き、旅への期待感が胸を満たしていきました。

ゲート周辺のベンチは、同じように搭乗を待つ人たちでほぼ埋まっていましたが、幸いにも窓際の席を確保。行き交う航空機を間近に見ながら、贅沢な時間を過ごします。周囲ではお土産ショップも大盛況。色とりどりの商品が並び、店内は活気にあふれていました。出発前の最後の買い物を楽しむ人々の姿を見ながら、「これだけ空港で売れるなら、お店も嬉しいだろうな」と思い、思わず微笑んでしまいます。まもなく搭乗開始のアナウンスが響きました。

搭乗開始

そしてついに、搭乗開始のアナウンス。アナウンスが流れると同時に人々が立ち上がり、列が形成されます。

今回は事前に確保していた23Aの非常口席。長時間のフライトでも足元が広く、快適に過ごせるので安心です。

搭乗券をスキャンし、機内へと進むと、期待と高揚感がいっそう高まります。しかも嬉しいサプライズが。ほぼ満席に近い機内にもかかわらず、隣の席が空席だったのです。非常口席の広々とした空間に加え、隣席が空いているという贅沢な環境。これで足を伸ばしながら、のびのびとクアラルンプールまでの空の旅を楽しめそうです。

シートベルトを締め、機内アナウンスに耳を傾けながら窓の外を眺めます。誘導路を進む機体が滑走路へと向かうたび、心が躍るのを感じました。胸が高鳴る中、飛行機の扉が閉まりました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。