インドネシア政府は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の国内流入を防ぐために、インドネシア人や外国人の海外からの入国時に義務となっている隔離期間が12月3日からの入国者に対し7日間から10日間に延長となりました。
つい先日の4日前に隔離3日間から7日間に延長したばかりでしたが、今回の10日間の延長発表で、追加延長となってしまいました。これによって、日本に帰国してからインドネシアに戻る際には、日本とインドネシアの合計隔離期間は14日間(自主隔離)+10日間(強制隔離)となってしまいます。
日本入国も制限が厳しくなりつつありますので、帰国しにくい状況になってしまいました。
インドネシアでは、まだ「オミクロン」は見つかっておらず、12月2日の新規感染者も311人と低い水準となっています。
ワクチン接種も1回目は1億4,088万回、2回目は9,731万回となっています。来年1月から、高齢者や疾病により免疫が低下している人を優先に3回目のブースター接種の予定しているようです。
欧米を中心に感染が再拡大している状況ですので、インドネシアも日本も低水準の感染で済んでいますが、オミクロンに効果のあるワクチンや治療薬が開発されるまでの期間は、渡航制限が厳しい状況は変わらなそうな感じです。
海外で仕事をしている人にとっては、もうしばらく辛抱が必要のようです。