雨季の体調不良の原因はここにあった!エアコンの掃除の重要性
インドネシアの雨季は、日本では体験できないような独特の環境変化をもたらします。突然の豪雨や洪水、湿度と気温の変動が日常生活に影響を与え、体調を崩しやすくなるこの季節。そんな中、自宅の環境改善が健康回復の鍵となった私の体験をお伝えします。特にエアコンの掃除が果たした役割について、雨季を快適に乗り切るためのヒントとして参考にしていただければ幸いです。
雨季と体調管理の難しさ
マカッサルでは、雨季になると毎日のように激しい豪雨が降り注ぎます。街中の道路が洪水で寸断されることも珍しくなく、移動するだけでも一苦労。この厳しい天候に加え、高湿度が体に与える影響は予想以上です。
私自身、雨季になると体調を崩すことが増えます。先週も例外ではなく、喉の痛みと止まらない鼻水に悩まされました。雨が降ると気温が一気に2~3℃下がり、雨が止んで太陽が顔を出すと急激に気温が上昇します。この気温差が体に負担をかけ、免疫力の低下につながるのではないかと考えています。
さらに、雨に濡れる機会が多いことも問題です。インドネシアの雨は暖かいことから「少しくらい濡れても大丈夫」と油断しがち。しかし、濡れた衣服が体温を奪い、気づかないうちに冷えが体調不良の原因になってしまいます。特に傘を持たないことが多い私にとって、この時期の体調管理は課題そのものです。
風邪の原因は意外なところに
そんな雨季特有の体調不良の原因が、自宅のエアコンにもあったことに気づいたのは偶然の出来事でした。ある日、寝室で使用していたエアコンから水がポタポタと垂れ始め、湿度が高いから仕方ないと思っていました。しかし、気になってフィルターを確認したところ、目の前には真っ黒に詰まったフィルターが…。
振り返ると、エアコンのフィルター掃除は1年半前に1度行っただけで、それ以降は全く手を付けていませんでした。さらに、このエアコンは設置から10年以上が経過しており、騒音が大きいだけでなく、冷却能力も低下していました。この状態で使用を続けることが体調に悪影響を与えていたと確信し、すぐに大家さんに相談しました。
古いエアコンとの別れ、新しいエアコンとの出会い
大家さんに事情を説明すると、すぐに対応してくれることに。「掃除では限界がある」という判断のもと、3日後には新しいエアコンが設置されました。交換作業が完了した後、その性能の違いに驚かされました。
新しいモデルは静音性が高く、稼働音がほとんど気になりません。冷却効率も素晴らしく、部屋全体が均一に涼しくなるのを実感。また、送風される空気が清潔に感じられ、気分までリフレッシュするような快適さがありました。この環境改善が体調回復に良い影響を与えることを期待しています。
新エアコンがもたらした快適な生活
新しいエアコンのおかげで、生活の質が劇的に向上しました。以前の古いエアコンは音が大きく、夜中に何度も目が覚める原因となっていましたが、現在はぐっすりと眠れるようになり、朝の目覚めも良くなりました。
さらに、エアコンが原因と思われた体調不良も改善されているように感じます。送風される空気が清潔に感じられることは心理的な安心感をもたらし、免疫力の回復をサポートしているのかもしれません。これにより、日中の活動も以前より快適に行えるようになりました。
エアコン管理の重要性を再認識
今回の経験を通じて、住環境の整備がいかに重要かを改めて認識しました。この話をスタッフにすると、「エアコンは定期的に掃除しないとダメだよ」と指摘され、自分の管理不足を痛感。特に湿度の高いインドネシアでは、フィルター掃除だけでなく、専門業者によるクリーニングも欠かせないと学びました。
今後は、フィルターの掃除をもっと頻繁に行い、定期的なメンテナンスを計画しています。これにより、雨季の厳しい環境下でも健康を維持しながら、快適な生活を送れると信じています。
まとめ
雨季特有の環境とエアコンが体調不良の原因になった今回の体験は、私にとって貴重な教訓となりました。住環境を見直すことで、雨季でも健康的かつ快適に過ごすことが可能だと実感しています。似たような症状に悩んでいる方は、ぜひ自宅のエアコンを見直してみてください。今回のエピソードが、雨季を快適に乗り切るヒントとして役立てば幸いです。