雨のマカッサルを飛び立つ夜のフライト エアアジアでクアラルンプールへ!

Airplane

あいにくの雨模様の中のマカッサルを飛び立ち、マレーシアの玄関口であるクアラルンプール国際空港(KLIA2)へ向かう約3時間の旅。LCCの代表格・エアアジアならではの雰囲気や、夜便ならではの機内の光景、そして事前予約で確保した最前列シートの快適さなどをお伝えします。

一番前の座席を確保

マカッサルからクアラルンプールへのフライトは、エアアジアが就航している貴重な直行便。3時間程度のフライトとはいえ、夜間の移動になると疲れも蓄積しやすいもの。そこで今回は、事前に有料で「1A(窓側)」の最前列シートを確保しました。最前列は足元のスペースが少し広めで、ドアの開閉も近く、乗り降りもスムーズ。短距離便なら十分に快適です。

搭乗が始まってみると、思った以上に多くの乗客が集まっていました。出発が1時間ほど遅れるというアナウンスもありましたが、みなさん落ち着いて待っている様子。レバラン前の帰省や旅行需要が重なっているのか、機内は満席に近い状態で、エアアジアの人気ぶりを改めて実感します。

雨のマカッサルを後にして

いよいよ搭乗口が閉まり、機体が滑走路へ移動を開始。外はまだ雨が降り続いており、窓越しに見えるランプのライトが幻想的な雰囲気を醸し出しています。久しぶりに乗るエアアジアに少し胸を高鳴らせながら、雨の街の明かりを見下ろして出発。これから訪れるクアラルンプールの夜景とのコントラストを想像すると、さっそく旅の気分が盛り上がります。

ちょうど断食明けと重なるフライト

今回は出発が遅れたうえ、時刻的にもブカプアサ(断食明けの食事)と重なる時間帯。機内食を事前予約している乗客が多く、安定飛行に入った途端、機内はおいしそうな料理の香りに包まれました。エアアジアは事前予約すると割安かつメニューも豊富になるので、断食明けの人には嬉しいサービスです。すぐに温かいミールが配られ、配膳トレイや飲み物でキャビンアテンダントさんたちが忙しそうに動き回っていました。

食べる? 食べない?

私自身は「KLIA2に着いたらおいしいものを食べよう」と心に決めていたため、今回はあえて機内食を予約していませんでした。しかし、隣の席でアツアツのナシレマやサンタンのような料理を食べられると、どうしても誘惑されてしまうもの。結局、「ここは我慢」と思いつつも、食欲をそそる匂いが充満する機内で耐えるのはなかなか辛い……。かといって飛び込みで当日購入するには品切れの可能性もあり、値段も割高になる場合があります。ここは誘惑に惑わされず、我慢の時間となりました。

エアアジアは商売熱心!? 機内販売が止まらない

食事タイムが落ち着いたかと思うと、続いて始まるのが機内販売。LCCらしく、飲み物や軽食だけでなく、グッズや免税品まで幅広いラインナップを取り揃えており、キャビンアテンダントさんがカートを押しながら売り込みをかけてきます。

「おすすめはこれですよ」と声をかけられるたびに、視線を向けてしまいがち。中にはエアアジア限定のグッズや香水などを売り込んでいて、商売熱心だなと感心します。

エアアジアはLCCなので、機内エンターテインメントの設備がありません。タブレットやスマホに好きな映画や音楽をダウンロードしておかないと、長いフライトを持て余してしまうかもしれません。夜景を眺めるにも窓の外は真っ暗なので、何も見えない時間が続きます。

私はイヤホンで音楽を聴きながら、途中でうとうとする時間をつくったりして過ごしました。エアアジアらしい、少しバタバタとした雰囲気を楽しむのも一興といえそうです。

KLIA2へ到着 夜のクアラルンプールに降り立つ

フライト後半になると、機体は少しずつ高度を下げ始めます。窓の外を眺めると、クアラルンプールの街明かりが遠くに輝いていて、「もうすぐ到着だ」と実感。3時間が長いようで短かった夜のフライトも、いよいよ幕を下ろす時が近づいてきました。

最終的に、21時45分ごろKLIA2に着陸。KLIA2はエアアジア専用ターミナルとして建設されたこともあり、施設やお店が充実しているのが魅力のひとつ。到着後の手続きも比較的スムーズに行えることが多いので、疲れた体でも移動しやすいのがありがたいところです。

到着後は、自動化ゲートを使って楽々入国審査を終えました。荷物をピックアップします。

KLIA2は深夜でも利用客が多く、フードコートやコンビニも営業しているため、到着が少々遅くなっても何かしら食べる場所があるのは心強いです。

夜も遅くなることを予想し、空港内にあるAEROTELエアポートホテルへ向かうことにします。

 

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