一時帰国するためANAのビジネスクラスで移動することになりました。今回はジャカルタから成田までのビジネスクラス搭乗記となります。
今回帰国便に選んだのが、ANAのNH836便となります。ジャカルタを6時20分に出発し、成田空港には15時55分に到着となる昼便となります。この日は15分後の6時35分発のJALの720便と40分後の7時発にNH872便羽田行きと日本行き3便勢ぞろいで出発します。ANAはガルーダ・インドネシア航空とユナイテッド航空のコードシェア便となっていますので、日本から乗り継ぎのお客もかなり搭乗してきています。予約した時には、機材がB787-8でしたが、B787-9へと大型機材に変更となりました。それだけ航空需要が回復してきた証といえジャカルタ線も活性化しつつあります。機材変更により、ビジネスクラスの座席も、クレードルタイプからスタッガードシートに変更となり、より快適に移動できそうで楽しみです。
搭乗口は7番ゲートから出発します。
搭乗開始の時間前には大勢のお客が並んでいます。
5時55分から搭乗開始となりビジネスクラスはグループ1となりますので、早速機内へと向かいたいと思います。
座席は8Kの窓側で席の後ろ側が壁となっています。座席には、枕と横になった時のマットレスとブランケットが用意されています。左横には大型のサイドテーブルがあり、通路のような感じで窓側に座席があるので個室感があります。
出発前には、ウエルカムドリンクが配られてきたので、スパークリングワイン選択しました。インドネシア滞在中はビールばかりでしたので久しぶりのワインで気分が高まります。全ての乗客が搭乗を終えドアクローズとなりました。6時20分定刻に飛行機が動き出しました。
朝を迎えてのスカルノハッタ空港は大分明るくなってきました。ちょっと雲が多めでしたが、少し晴れ間も見えています。ゆっくりと滑走路に向け移動を開始していきます。
朝の時間帯なので滑走路も混んでおらずスムーズに離陸となりました。ロールスロイスのトレント1000のエンジンが真横に見え軽快なリズムで上昇していていきます。
離陸後は右に旋回しながらジャカルタの街を抜け、奥には雲の上からジャワ島の山々の頂上が見えています。
朝霧がかかってすっきりとした晴れではありませんでしたが、ジャワ島のすばらしい景色を見ながらしばらくインドネシアとはお別れとなります。
安定飛行となり、機内食が始まりました。テーブルクロスを敷いて準備します。先に飲み物のオーダーを聞かれ、朝からシャンパンをお願いしました。
このまま家に帰るだけなので、インドネシア滞在ではなかなか楽しめないお酒を飲みたいと思います。朝食ということで、和食か洋食かを選択できましたが、和食を選ぶことにしました。和朝食としてメインが鶏の照り焼きに鰻と玉子焼き、海老、あんず蜜煮となります。
みそ汁と漬物、フルーツがセットになっています。朝食としては軽めのメニューで550キロカロリーだそうです。シャンパンとの付け合わせとしては、ちょっと物足りない感じでしたが、おつまみももらい、ゆっくりお酒と食事を楽しむことができました。
お腹もいっぱいになったところで、座席を倒してゆっくりしたいと思います。フルフラットになりマットレスを敷いてブランケットをかければ、ベッドに早変わりです。機内の電気も暗くなってきて、寝てくださいとのサインもあり眠くなってきます。
朝も早かったのでしばらく休みます。機内とは思えない最高なひとときでした。
到着までの様子は次回にします。