日本での一時帰国を終えインドネシアへ移動となります。今回は成田空港からANA NH835便のジャカルタ行きに搭乗します。今回B787-9ビジネスクラスでの移動となります。今回は機内食の様子などをお伝えしたいと思います。
ジャカルタ行き飛行機は、上空まで上昇して安定飛行となりました。お楽しみの機内食の時間となりました。成田空港を出発して約1時間後にサービスが開始されるので、夕食時間に合わせた形での提供となります。事前に和食と洋食を選びますが、日本を出発したばかりではありますが、和食を選択しました。
ドリンクを聞かれたので、まずはシャンパンをお願いしました。
2つのグラスが用意されて、1つは水が入っています。もうひとつのグラスにシャンパンが注がれます。
お酒だけの提供が多いなか、水も一緒に持ってきてくれるのは気が利くサービスです。そんなにお酒が強い方ではないので、水を飲みながらチビチビ飲むと程よい酔いで最高の気分となります。
シャンパンが注がれた後すぐに提供されたのが本日の「アミューズ」です。アミューズとは、「アミューズメントパーク」と同じ「お楽しみ」ということでフランス語だそうです。コースの食事の前に口を楽しませることを意味しているようで、ワインなどと一緒にいただきます。日本では「先付」「突き出し」「お通し」のような感じでしょうが、フランス発祥とおもいきや、なんと日本の和食の先付を見たフランスのシェフが、アミューズを考案したというから驚きです。今回は「胡麻とくるみのスティック」と「砂肝とセロリのマリネ」ということで、料理が運ばれて来るまでのお楽しみとしてゆっくり味わいたいと思います。
アミューズで楽しんだ後は、前菜となります。小鉢に3つ分かれていて、
ひじき煮とゴーヤ、鮎春巻、牛肉昆布巻き、旨酢寒天、肉味噌かけ、
という感じで食材の赤や黄、緑、白と小鉢が彩られ見た目がとても華やかです。さっぱりとした味わいで、食感も楽しめる品々となっています。シャンパンを既に飲み終えてしまったので、赤ワインをもらい、前菜をゆっくり楽しみます。
窓の外は、ちょうど夕陽が雲の下に沈む瞬間となり、オレンジ色に染まった空を眺めながらの食事というのは、飛行機ならではの楽しみであります。
アミューズ、前菜を食べ終えると主菜となります。もっとワインを楽しみたいので、主菜についているご飯はお断りして、メインと味噌汁、香の物だけにしてもらいました。
本日のメインは、牛肉黒糖生姜煮とタチウオの焼き物だそうです。牛肉は柔らかく出汁が良く効かせてあり、和食ですがワインとの相性は抜群です。
毎回思うのですが、狭い機内でこの料理を出せるのは、ほんとにすごいことだと思います。
主菜も十分楽しんでお腹も膨れてきたのですが、ワインを追加してしまったので、チーズの盛り合わせを出してもらいました。
ゴルゴンゾーラとセミハード、ハードチーズと3種類楽しめチーズ好きにはたまらないラインナップです。特にゴルゴンゾーラが好きなのですが、青カビタイプでもとても食べやすいチーズでした。
最後にデザートと、どんだけ食べるのかと言われそうですが、甘いものは別腹なのでいただきます。
「ラクテシトロン」というデザートが運ばれました。ラクテ=ミルキーな、シトロン=レモン、の意味のようで、ミルキーなレモンということで、レモンのさっぱりとした口当たりは、とてもさわやかで夏のデザートにぴったりです。デザートまで楽しみながら食事ができて本当に幸せです。
飛行機の上で贅沢な食事を堪能してしまい、インドネシアに着いた後の食事とのギャップを埋められるのか心配になります。
次回は、到着までの様子をお伝えします。