今週末インドネシアに戻ることになりました。ジャカルタまでの航空券予約に2022年3月末で消滅するANAマイルでチケットを予約することにしました。新型コロナ禍によってマイルを使用して海外旅行がいけなくなり最後はインドネシアで使うことになりました。
大量のANAマイルを持っているけど、そのマイルの有効期限が2022年3月末までと迫っているという方も少なくないことと思います。一気に大量のマイルが失効してしまうかもしれないという方にマイルの有効期限を延長する方法を紹介していきます。
ANAマイルの有効期限はマイル貯まった月から数えて36ヶ月後の月末まで有効です。2020年以前はマイルを結構貯めるのが趣味で、飛行機搭乗だけでなく陸マイラーとして買い物やポイント活動で貯まったマイルが20万マイル以上ありました。
いつかは、ニューヨーク行のファーストクラス搭乗を夢見て貯めていましたが、コロナが始まり、海外旅行にいけるような感じではなくなり、いつか使える日が来るまでと思いながらそのままにしていました。
昨年位から一部マイルの有効期限を迎えましたが、ANAの特別なはからいで、マイルの有効期限延長があり延命していました。その延命措置も2022年3月末で終了となります。
最近航空会社マイルの価値が減少してきており、特典航空券の交換レートも悪くなってきてはいますが、それでも1マイルの価値は大きくなります。
今回、東京=ジャカルタ間のビジネスクラス特典航空券は往復57,500マイル(レギュラーシーズン、ローシーズン)でした(税金は除く)。
同じ日でビジネスクラスを予約すると運賃は318,000円と1マイルが5.5円の価値となります。
延命する方法はいくつか紹介されていますが、ANAダイヤモンドメンバーになるといういわゆる修行をして10万プレミアムポイント(PP)を貯めるとマイルは失効しません。しかし、今からダイヤモンドメンバーを目指すのは不可能に近いと言えます。
ANASKYコインに交換という方法もあります。交換率は交換マイル数や、会員ステータスにもよりますが、5万マイル以上交換する場合、1.2倍から1.7倍まで増加させることができます。1円=1SKYコインとなり、航空券の支払いにできて便利です。有効期限が12ヶ月延長となります。こちらがマイル延長で一般的ではありますが最後の手段となります。しかもSKYコインは飛行機の支払いにしか使用できませんので使い勝手が悪く、マイルの価値も減少してしまいます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/skycoin/
有効期限延長とはなりませんがショッピングや他のポイント交換に使用すると1マイル=1円となりますので非常にもったいないですが、最悪はなにかポイント交換してネットで買い物する方法もあります。
裏技的な話ですが、クレジットカードのANA To Me Card(通称ソラチカカード)発行が前提となるマイル有効期限延長方法があります。
ソラチカカードは「To Me CARD PASMO」と「ANAカード」の機能が1つになったPASMO一体型のクレジットカードとなります。かつてはマイル交換で90%レートがあってANAの陸マイラーの方発行必須アイテムでしたが、交換ルート閉鎖となって魅力が低下しているカードとなります。
しかしソラチカカードがあれば10%マイルが手数料として消滅してしまいますが、有効期限を3年間延長することができるのです。実際には毎月2万ポイントずつの交換なので3年+交換までの2年で最長5年分有効期限を延ばせます。
陸マイラーの皆さんが詳しく説明しているので詳細は説明しませんが、2万マイルをメトロポイントに変更して、メトロポイントからANAマイルに交換するレートが90%ですので、18,000マイルに戻るということになります。10%目減りはしますが、再度マイルに還元されしかも新たに3年間の有効期限延長となりますので、再度特典航空券などに使用することが可能となります。
ジャカルタ行特典航空券以外の2022年3月末で有効期限が切れるマイル達はこの方法でメトロポイントに交換することにしました。
来月3月で有効期限を迎える方でマイル延命を検討されている方は是非参考にしてもらえると嬉しいです。