インドネシア南スラウェシ州には数多くの美しい海がありますが、ブルクンバ県にあるアパラランビーチは一見の価値があります。自然にできたとは思えないほどため息がでる絶景でした。
本日は、アパラランビーチの絶景写真とともにお楽しみください。
スラウェシ島南スラウェシ州の半島の一番南にあるブルクンバ県には多くの美しいビーチが存在しますが、そのうちのひとつが、アパララン(Apparalang)ビーチです。アパとは、終わり、ラランが深いまたは、急なことを意味します。
名前通りの急な断崖に打ち寄せる波と海岸の下には、美しいサンゴ礁が広がり、海の中が透き通っていて、青や緑のグラデーションが自然のものとは思えない不思議な色となっています。
マカッサルから車で5時間、約190Kmの地点になります。幹線道路からは急な山道を約2.5Km走った場所になります。手前には大きな駐車場がありますので入口で、入場料5,000ルピアと駐車料金20,000ルピアを支払います。
駐車場からは、お土産屋さんを通り200mほど歩くと目的地の断崖の上に立つことが可能です。
自然が作り上げとは思えない、崖の壁が遠くまで続き、海水の青いグラデーションが組み合わさり、絶景とは、この景色を言うのだと確信します。
崖の頂上には飛び込み台のような板が作られています。以前の写真をみると、20m以上はある崖の上から海に飛び込む姿の写真もあるので、勇者がいたと思われますが今回訪問した時には、立ち入り禁止となっていました。海の深さを考えると飛び降りた際に海底についてしまう恐れもあるため、飛び込み禁止となったのでしょうか。飛び込まないまでも板の上に乗ったことを想像するだけで、寒気がしました。危険なことはやめましょう。
崖から飛び込みしなくても良いように、崖の下には木製のステージが用意されています。大きな岩の上を渡すステージに降りると、きれいな海を近くで見る事ができます。長年に渡り波が打ち付けられた断崖は、波に削られていて波の力強さを感じます。本当は、海はこんなにも透明であったと気づかされました。
写真でもこの状態ですので、実際訪問した際の感動は計り知れません。
インドネシアには、このような絶景で人々を迎えてくれます。
遠かったですが、来てよかったと思える場所になりました。