水は私たちの生活に欠かせない要素ですが、インドネシアでの生活を始めると、水に対する考え方が根本的に変わることに気づくでしょう。ここでは、インドネシアでのミネラルウォーターの選び方についてお伝えしたいと思います。
インドネシアでは、水道水はそのまま飲用に適していません。インドネシアでは水道水を飲むには煮沸する必要があるため、飲料水としてミネラルウォーターを購入することがほとんどです。そのため、日常生活で安全に水を摂取するためには、ミネラルウォーターの購入が必要になります。市場には様々なブランドと種類のミネラルウォーターがあり、それぞれに特徴があります。
水の中で、カルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水を「硬水」と呼び、少ないものを「軟水」と呼びます。「硬水」はミネラル補給やマグネシウムによる便秘改善など、近年ダイエットの目的で話題になりました。しかし、元々日本人は「軟水」に慣れているため、「硬水」は軟便になりすぎる、味が気になるなど、受け入れがたい部分もあります。なお、世界的に見ると硬水のほうがスタンダードと言われます。
AQUA: インドネシアで最も人気のあるミネラルウォーターブランドで、手頃な価格と広い普及度が魅力です。アクアは断然安く、昔からインドネシア人に広く浸透しています。レストラン、ホテル、飛行機の中でも、「アクア」と言えばアクアのミネラルウォーターが出てきます。硬水のカテゴリーに属しますが、比較的飲みやすい味わいが特徴です。
Le Minerale: インドネシアのミネラルウォーターのニーズが高まったことで、2015年に発売が開始され、インドネシアの各地に工場を持っています。ミネラルウォーターブランドとしては新規参入ですが、人気が高く、インドネシアの各地で販売されています。
Nestle Pure Life: 世界的に有名なネスレが販売しているミネラルウォーターブランドで、インドネシアでは2005年より販売開始されています。
Pristine: 日本人駐在員に特に人気があり、日本トリム社の整水技術を利用しています。軟水の部類に入り、日本人の口に合うように設計されています。
家庭やオフィスでは、大容量のガロンボトルが一般的です。約19リットル入りで、料理や飲料水として日々利用されます。インドネシアでは各家庭に間違いなく準備されており、様々なメーカーから販売されています。冷水や熱湯が出るタイプが人気となっています。
インドネシアでの生活では、ミネラルウォーターが日常のあらゆるシーンで活躍します。料理、飲用、さらにはパーソナルケアまで、安全で健康的な水の利用が可能です。また、外食時には使用される水や氷に注意し、安全性を確認することが重要です。
インドネシアでの生活を豊かにするためには、水選びが非常に重要です。ミネラルウォーターは、品質、味わい、そして健康を保つための選択肢として、日々の生活に欠かせない要素です。あなたに合ったミネラルウォーターを見つけ、インドネシアでの生活をより快適に楽しんでください。