バリ島ウブドのアリヤ・アルカナンタ・リゾートに宿泊しています。朝起きてみるとすばらしい夜明けと朝日を眺めることができました。朝食前にホテル周辺の散歩をして、車が入ってこれない地域になっていることが、これほど長閑な風景になるのかと感動しました。
バリ島ウブドのアリヤ・アルカナンタ・リゾートでの初めての朝を迎えると、朝日と霊峰アグン山の絶景が広がっていました。
空が徐々にオレンジ色に染まると同時に、山のシルエットが鮮明に浮かび上がってきました。この一瞬のために早起きした甲斐があったと感じ、部屋のベランダからの景色にただただ見とれました。
朝日を堪能した後、リゾート内を散策しました。まだ太陽が昇ったばかりなので、気温も低く、風が穏やかで、朝の清々しさを体全体で感じ取ることができました。
ウォーキングには最適な環境です。まずは、ホテル内を散歩していきます。ビラを取り囲むように、中央にプールがあります。リゾート内の所々で稲作が行われているのが特徴的で、そろそろ稲の刈り入れの時期のようです。
今回の旅のテーマである、バリ州の文化的景観が世界遺産となっていて、バリ独自のヒンドゥーの哲学であるトリ・ヒタ・カラナに基づいた、伝統的な水利組合「スバック」より、地域ごとに水の神を祀った寺院を築くようになり、独自の灌漑設備を利用した稲作が行われています。アリヤ・アルカナンタ・リゾート自体がそのような景観を作り上げているとは、予約した際には気が付きませんでしたし、今回の旅行に華を添えることができました。
ホテル内を散歩した後は、その周辺を散歩することにします。
朝から地元の人々が散歩している人が多くいて、散歩コースとなっているようです。
バリの稲作といえば棚田のイメージがありますが、この地域がサヤン田んぼ(Sayan Rice Fields)と呼ばれていてウブドの真ん中にこんな田園風景があるとは思いもしませんでした。確かに地図でみると、この周辺地域だけ平らな台地になっていて、稲作にはぴったりな地域です。
ちゃんと水路も確保されてスパックがちゃんと行き届いているのが理解できます。
バイクしか通行できないこの地域は、静寂と調和した風景が広がっていました。
ウブドとは思えないほどの静けさと美しさに感動し、ここでしか体験できない特別な時間を過ごしました。
小1時間ほど田園風景を見ながら散歩した後は、美しい景色を背景に、フレッシュジュースと美味しい朝食を頂きました。
しぼりたてのジュース、パンと卵、ソーセージ、サラダ、フルーツ盛り合わせ。
どれも最高の風味で、とても贅沢な時間を味わいました。
朝食後は、ゆっくりとした時間を過ごし、リゾートからの景色を満喫しました。しかし、ウブドの街を探索する時間が迫っていました。
名残惜しくも、チェックアウトの時間がきました。ここでの体験は一生の思い出になりました。アリヤ・アルカナンタ・リゾートの素晴らしさと、バリ島の美しい田園風景を満喫できた体験は一生忘れられない日になりそうです。
駐車場の位置
リゾートの位置