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アシアナ航空A380ビジネスクラスで行く成田→仁川経由→ジャカルタ搭乗記

アシアナ航空A380で韓国仁川経由ジャカルタに行くルートです。

時間はかかりますが、たまには、成田から仁川までエアバスA380に乗って遠回りでインドネシアに行くのも違った雰囲気で良いのではないでしょうか。

アシアナ航空とは

アシアナ航空は、韓国で大韓航空についで2番目の航空会社です。

「アシアナ」はラテン語で「アジアの」を意味です。

また航空会社コードの「OZ」はオズの魔法使いに由来しているそうです。

日本の地方空港へ乗り入れる外国の航空会社として、乗り入れ地点数が一番多いため、日本の地方から外国へ向かう旅行者がソウル・仁川国際空港を経由し他国へ向かうことができます。

現在、資金繰りに苦労して経営悪化しており、錦湖アシアナグループは2019年4月、アシアナ航空を売却すると発表しています。

韓国建設業大手のHDC現代産業開発がアシアナ航空買収の優先交渉対象者と決まり、買収手続きが進められていたところでした。

追い打ちをかけるように、新型コロナ危機で運行が止まったため買収が進まず、政府支援がなければアシアナ航空の存続は厳しい状況です。

アシアナ航空エアバスA380

エアバス社が誇る世界最大の2階建て旅客機です。あまりの大きさで採算割れする路線が続出している状態です。

アシアナ航空もエアバスA380を6機保有しており、総座席数495席で運用しています。

1階の先頭にビジネススイートが12席、2階にビジネス66席、1階と2階の後方にエコノミー417席の配置です。

出典:アシアナのHPから

今回は、2階のビジネスクラスに搭乗しました。2時間30分と短いですが気軽にビジネスクラスを体験できる路線です。

成田空港から出発

インドネシアへはほとんどJALで行きますので、久しぶりのターミナル1は新鮮です。

まずは、ANAラウンジで一杯いただきます。

A380 大きさにびっくり

OZ101便 成田空港 13:20発 →仁川空港 15:50着 

A380-841 機体番号HL7625 2014年にアシアナで一番最初に受領した機体でした。

この便は、曜日によってA380でない可能性がありますので、予約する際は注意しましょう。直前に違う機体に変更してしまう場合もあるそうです。

今回は、無事にA380が搭乗口から見る事ができてほっとしました。やっぱり大きいです。

成田45番搭乗口はA380用に1階と2階にボーディングブリッジが分けられていています。

2階行きに進み、23Kの窓側の席に着きます。1-2-1の並びでスタッカード仕様でプライベート空間で、広々です。

窓側でもスタカードでテーブルの位置が窓側、通路側とジグザグになりますので、座席が窓側でテーブルが通路になる位置が最高の座席位置となります。

大きな機体ですが、静かに飛び立ちます。

シャンパン

安定飛行になると、すぐにシャンパンをお願いしました。

ドラピエ カルト・ドール・ブリュット(Drappier Carte d’Or Brut)

フランスの自然派と呼ばれる造り手達の食事は必ず、シャンパーニュ・ドラピエで始まるといいます。 家族経営で8代目のドラピエファミリーが作る、“喉に優しい”と人気のシャンパーニュです。

機内食

機内食は、洋食と韓国食が選べます。アシアナ航空名物ビビンバ膳もかなり迷いましたが、仁川からジャカルタ便もあるので、今回は洋食を選択。

前菜
チーズを添えた野菜サラダ

メイン
牛ヒレステーキ エシャレットソース添え

デザート
チョコレートムースケーキ

韓国は近い

あっという間に降下が始まり、定刻より少し早い15時40分に仁川空港へと着陸しました。

A380は機体が大きいので、安定感があり、ほとんど揺れませんでした。ビジネスクラスも広々として、約2時間の飛行ではもったいないですね。

仁川から同じアシアナ航空A330-300 OZ 761便に乗り継ぎしてジャカルタに向かいます。(現在OZ 761便は時間変更で乗り継ぎが不可となっています。)

A330は結構古めの機体

先ほどのA380と同じエアバス社のA330 は、古い機体で、モニターもかなり前のタイプです。

機内食は

前菜 サラミハムを添えた野菜サラダ

メイン ピリッと辛いシーフード料理

エビとイカのチリソースです。チューブでコチュジャンが付きます。

ビビンバを食べたかったのですが、あいにくシーフードでした。

無事ジャカルタ到着

ジャカルタ到着は、22時15分。仁川からジャカルタの飛行時間は、約7時間です。成田からジャカルタとほぼ同じ飛行時間です。乗り継ぎ込み合計11時間のビジネスクラスでしたが、疲れました。

まとめ

エアバス社は航空会社からA380の発注がなく製造中止となっています。

所有航空会社もコロナ禍で搭乗率が低下しているので巨大なA380の採算が厳しく、退役も進んでいますので、今後乗る機会が減る事も予想されます。

せっかくの2階建ですばらしい機体ですので、早めに乗っておきたいですね。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。