東南アジア最大級のビーチ・クラブと呼ばれているアトラス・ビーチ・フェストに行ってきました。「バリ島で最大のワンストップ・エンターテイメント・センター」のキャッチコピーの通り素晴らしい体験ができました。
バリ島チャングー地区のブラワビーチ沿いに2022年7月にアトラス・ビーチ・フェスト(Atlas Beach Fest)がオープンしました。東南アジア最大のビーチ・クラブと複合商業施設が一体化したワンストップ・エンターテイメント・センターというのが売りです。DJブースを中心としたビーチ・クラブを中心として、バリ島の人気飲食店が勢揃いするレストランエリア「カリナリー・グラウンド」、軽食を販売する店が軒を列ねる「テーマティック・ストリート・マーケット」、ビーチファッション、コスメ専門店を集めた「デパートメントストア」を併設しています。最大収容人数1万人、1,500名以上の従業員を雇用する2.9ヘクタールの広大な敷地面積を誇る巨大なビーチ・クラブはコロナ禍で疲弊したバリ島観光の再活性化が期待されています。
アトラス・ビーチ・フェスに到着しました。巨大なカーブした壁の入り口に圧倒されます。表からは施設内がどんな感じかが見えないようになっていて遊園地に入るような雰囲気です。最初にセキュリティチェックを受けます。カバンの中身を厳重にチェックされます。施設内は飲み物や食べ物の持ち込み禁止となります。ペットボトルの水をいつも携帯しているのですが見事に取り上げられてしまいます。セキュリティチェックを受けると三角形の入り口から非日常空間に入っていきます。
ウッドデッキの周りには、コロナリーグラウンド(Culinary Ground)と呼ばれるレストランエリアとなります。バリで大人気のレストランが勢ぞろいしています。各地にある本店などでは行列しているお店ですが、ビーチクラブメインのお客ばかりなので、レストランは週末でも意外と空いています。このレストランエリアは特別なイベント開催日を除き入場無料なので、レストランで食事の目的で訪問するのも有りです。
ビーチ・クラブの中に入るためには、ゲートで入場料を支払う必要があります。入り口は一般入場者とVVIPとで分かれています。一般の入場料は、15万ルピア(約1,350円)となりますが、チケットがワンドリンクバウチャー付きで指定のアルコール飲料またはノンアルコール飲料1杯を選ぶことができます。
しかもタオル1枚も無料でレンタルできます。東南アジアで最も長いバーや最も長いプールサイドは一般の入場料だけで利用可能です。
VVIPソファはブースレンタルが含まれていて、場所や設備によって値段が決まっていて、4~6人用のデイベッド=100~500万ルピア(約1万~5万円)、8人用のソファ=500~1,500万ルピア(約5~15万円)といろいろあります。事前に公式HPから予約が必要です。ブースの前には専用のプールがあり、家族連れや友達と一緒に終日楽しめるようになっています。
https://reservation.atlasbeachfest.com/reservation-map
プールの先にはブラワビーチの海岸が広がっているので海で泳ぐことも可能です。ビーチは施設とは関係ありませんが、の施設内は受付で手に押されたハンコを見せるだけで出入りが自由です。アトラス・ビーチ・フェストの隣には、バリ島で圧倒的な人気を誇るフィンズビーチクラブ(Finns Beach Club)もあり海岸経由でハシゴも可能です。
ビーチ・クラブの名の通り、DJのブースを備えたクラブが中央にあり、EDMなどのクラブ音楽が一日中流れています。広々とした青い海と空、そしてプールサイドでDJ音楽を聞きながらゆったりとくつろぐことが可能です。夕方から夜にかけて盛り上がってきて、音楽に合わせてダンスが始まります。外国人観光客のノリが良く見ているだけでも楽しくなります。
アトラス・ビーチ・フェストは、海、プール、DJ、レストラン、買い物など楽しみ方は自由自在で一日中いても飽きることはありませんでした。バリ島に来る予定がある方は、新たな観光スポットとしてかなりおすすめです。