一時帰国の旅がスタートします。今回の帰国は、マカッサルからジャカルタへの移動を経て、10日間の滞在を計画しています。以前はシンガポール経由やマナド経由で帰国していましたが、久しぶりにジャカルタ経由を選びました。今回のフライトはマカッサル空港から始まりますが、ライオンエアのB737―MAX9という最新の機体に遭遇することになりました。
マカッサルからジャカルタまではライオンエアで移動していきます。いつも時間通りに出発せず、なかなかの曲者であるライオンエアですが、ジャカルタでそのままトランジットせずに1泊してからの日本行きの乗り継ぎなので、安心感があります。天気も最高によい感じで、フライト日和となりそうです。14時過ぎにアパートを出発して、タクシーで空港まで移動します。
午前中に、トラジャコーヒーをお土産に購入した際に、トラジャコーヒーのボトルをサービスしてくれて、おいしいコーヒーを飲みながら気分上々です。
マカッサル空港のシンボル、ハサヌディン大王に見守られながら、空港に到着です。タクシーから降りると、強い日差しが照りつけてきます。
カラッとしているので汗は出ないのですが、乾季はとても好きな季節です。日本は梅雨に入っている状態なので天気に恵まれるかは微妙ですので、この晴れ渡った空もインドネシアで味わっておきたいところです。空港の出発口は移動が少ない時期なのか、比較的閑散としています。
今回の日本帰国では、なるべく荷物の数を減らして預け荷物がないように小さいバックだけで移動します。WEBチェックインも済ませてあるので、そのまま空港の制限エリア内に入っていきます。
空港の搭乗ゲートに到着したとき、ライオンエアの飛行機が目の前に迫ってきました。よくみると、翼の先のウイングレットが通常と違う飛行機がやってきました。左側B737-800の翼の先の「ウイングレット」は上へ反り上がっているだけですが、下向きにもあるウイングレットを持っています。エンジンもB787の様に後ろがギザギザの形状をしてしています。もしかして、とよく機体番号をみると、PK―LRIであることがわかりました。早速機体番号を調べてみると、ライオンエアがローンチした最新のB737-MAX9の機体でした。ライオンエア受領後、間もない2018年の10月ジャカルタ沖で起こった飛行機事故で乗員乗客189名が亡くなったというB737- MAX8と同じシリーズになります。しかし、事故後、長期間の運行停止を経て安全性が確認され、今年から再び商業運行を始めました。少し不安を覚えつつも、これはライオンエアの所有するわずか3機しかないB737-MAX9に搭乗する貴重な機会となりました。新たな飛行機に対するワクワク感を抱きつつ、ジャカルタへのフライトに乗り込みます。
次回に続きます。