バリ島に無事到着しました。飛行機を降りてまずはホテルに向かうのですが、今回は空港から歩ける距離にあるクタのホテルに宿泊することになりました。
マカッサルからバリまでライオンエアで移動してきました。バリ島付近で着陸の許可が出ず何度も旋回した結果、結局30分以上遅れて到着となってしまいました。
空港に着陸してから、機内モードを外して、インターネットをつなげてフライトレーダーアプリで確認したところ、空港手前で着陸を待って旋回している飛行機が10機以上もある状態です。
デンパサール空港は滑走路が1本しかないため、時間帯によってはとても混雑して離着陸を待たされることが多くあります。滑走路がもう1本あれば大分解消されるはずですが、現在の空港の位置では、滑走路を追加できるような土地はなく、このような混雑した状態は解消される見込みはなさそうです。
この日は特に予定が決まっている訳でなく、マカッサルからバリまでホテル滞在だけするという、ゆるい移動日設定なので急ぐ必要はありません。一番後ろの席に座っているので乗客全員が降りてから最後にゆっくりと降機していきます。
ライオンエアの機体は、次の目的地まで再度乗客をのせて出発する準備をしないといけないので、CAさんが慌ただしく座席まわりのチェックを始めています。
ターミナルに入ると、バリの空港独特の香りが漂い、バリに来たことを感じさせてくれます。
バリ語の『オム・スワスティアストゥ(Om Swastyastu)』の看板を見ると、『神の恵みのよって、いつも平穏でありますように』という意味をこめて手を胸の前に合わせてバリへ無事到着できたことを感謝しながら挨拶をします。
国内線到着ロビーの雰囲気が好きで、なんとなく空港から出たくなるような不思議な空間となっています。
いろいろなところに、バリヒンドゥの飾りがあり空港内にも神が宿っている感じがします。
空港出口にある「Bali」の巨大な文字の周りでは記念写真を撮る人で混雑しているのですが、たまたま人が画面に入らない写真を撮影することができました。
通常であれば、空港のタクシー乗り場からホテルまで移動となるのですが、空港内のタクシー料金が高くて、呼び込みがうるさく嫌になるので、今回は歩いて行けるというクタのホテルを予約しています。
荷物も少ない上、明日空港で友人をピックアップするので、空港近くのホテルが利便性ありということになります。
空港内の通路を歩いて、バイクの駐車場の脇を抜けると空港の外に出ることができます。
バリ島に住むローカルもこのルートで空港の外に出るらしく、外の出たところには客待ちしているバイクタクシーがたくさんいます。何十人もタクシーやバイクタクシーのドライバーに声を掛けられますが、笑顔で断り続けるのも意外と疲れるものです。
ようやく小さな路地を通り、ホテルに向かいます。
本当にこの道であっているのか不安になりますが、グーグル・マップ上では最短距離を案内してくれますので、問題ないはずです。
空港から10分ほど歩くと大きな通りにでました。クタビーチにつながる通りで、何度か訪れたことがある道です。
今回の宿泊するベッドロック・ホテルに到着することができました。空港から歩いても問題ない距離で、到着できました。タクシー代をけちって正解でした。浮いた分をおいしい夕食を食べることにします。
早速ホテルでチェックインしたいと思います。次回に続きます。