インドネシア一番の観光地であるバリ島の外国人観光客受入再開の動きがでてきました。バリ島内のワクチン接種が進み感染が落ち着いてきているため、10月にも観光客を入れたいという意向です。今後どのような動きになるのか注目されています。
9月17日に、インドネシアの活動制限などを担当しています、ルフィット海事・投資担当大臣が、10月には外国人観光客に対してバリ島観光再開に意欲を見せました。
まず感染が少ない国から受け入れを再開したいとのことで、日本、韓国、シンガポール、ニュージーランドなどの国を挙げました。
ワクチン2回接種が条件となり、PCR検査はもちろんですが、現在インドネシア入国の際は8日間のホテル隔離が必要ですが、隔離なしで入国できるのかが注目されます。
また、15日から一時滞在ビザや企業などの訪問ビザの発行が開始されましたが、到着ビザ(VOA)やビザ無し渡航は解禁になっておらず、観光再開の際こちらの観光ビザの再開が鍵となります。
インドネシアでは感染拡大を受けて、水際対策として2020年4月より外国人観光客の受け入れを中止しています。バリ島内のホテルや飲食店お土産屋などの観光業は大きな影響を受けていて、失業者が増加しており大きな打撃が続いています。
インドネシア政府としても、バリ島観光が経済成長の柱と位置づけていて、優先的なワクチン接種で観光再開に向けて重点的に取り組んでいます。
現在、インドネシア政府はジャワ島・バリ島の活動制限を発令中であり、9月20日まではレベル3となっています。
バリ島内のサヌールビーチや多くの観光寺院などはインドネシア人に対しては50%の収容人数に制限して再開しています。観光の際は政府ワクチン証明アプリ「プドゥリリンドゥンギ」を使用してスクリーニングを行うことが求められていますので、今後外国人観光再開の際にも必要になってくると思います。
日本で受けたワクチン接種も「プドゥリリンドゥンギ」に登録できるようになったと発表されていますので、ワクチン2回接種受けていれば早めに登録をしておいた方が良さそうです。
現在、一部登録に不正確な部分もありますが申請申し込みは可能です。
バリ島再開に関しては、なにか動きがあればアップデイトしたいと思います。