バリ旅!ウォーターブロウの迫力と断崖の壁の道
雨のウブドから晴れのヌサドゥアへ
ウブドはあいにくの雨で、散策するにはちょっと不向きな天気となりました。天気を調べると、ウブドは雨でもバリ島南部は晴れていることもあるので、ウブド散策を延期して、ヌサドゥアへと向かうことにしました。リゾートエリアならではの高級感も満喫できます。
迫力満点のウォーターブロウ
最初に訪れたのは、ウォーターブロウ(Water Blow)です。バリ島のヌサドゥアエリアに位置する自然の観光スポットで、海から押し寄せる波が鋭利な岸壁にぶつかり、巨大な水しぶきを上げることで知られています。この現象は特に波が高い時期に見られ、訪れる観光客に迫力ある光景を提供します。
ウォーターブロウは、ヌサドゥアの高級リゾートエリアにあり、周囲には多くの高級ホテルやレストランが立ち並んでいますが、このスポット自体は自然の力を感じられるパワースポットとしても知られています。島内は公園のように整備されていて、ウォーターブロウはその奥にあります。遊歩道が整備され、だいぶ綺麗になっていました。
ヌサドゥアの岬の先端にある潮吹き岩は、入り組んだ構造の岩に当たった波が高く吹き上がります。ちょうど満潮の時間に近かったために、かなり高くまで吹き上がるので迫力があります。潮が高く吹き上げるたびに大歓声が上がり、わざとずぶ濡れになる人もいました。久しぶりの訪問でしたが、タイミングが良かったようです。岩の間を通り抜けると、視界いっぱいに広がる青い海と白い波のコントラストが美しく、自然の壮大さを感じました。
ベベック・ブンギルでのランチ
ちょうどお昼になったので、ウォーターブロウ近くにあるベベック・ブンギルでダック料理を堪能しました。ベベック・ブンギル(Bebek Bengil)は、バリ島で人気の高いレストランです。
クリスピーなダック料理が特に有名で、ダックの皮がパリッと香ばしく焼き上げられているのが印象的でした。取り憑かれたように骨のギリギリまでむしって食べました。
海岸沿いにあり、景色も最高でした。レストランの雰囲気もとても良く、バリの伝統的な建築様式が取り入れられており、食事をしながらリゾート気分を満喫できます。海を眺める贅沢な時間を過ごしました。
断崖の壁の道、パンタイ・タナ・バラック
次に訪問したのは、断崖を切り開いた壁の道、パンタイ・タナ・バラック(Pantai Tanah Barak)です。パンタイ・タナ・バラックはバリ島の南部に位置する美しいビーチで、白い砂浜と透明度の高い青い海が特徴です。ビーチには大きな岩が点在し、自然の装飾のような雰囲気を醸し出しています。
ビーチへのアクセスは石灰岩の崖を通る必要があり、この道自体が印象的な写真スポットとなっています。以前から行ってみたいと思っていた場所で、念願叶いました。切り立った壁の高さはざっと30メートルほどあり、2023年に出来たばかりでインスタ映えする場所として一気に有名になりました。
駐車場はまだ用意されていないため、道の半分が車で埋め尽くされており渋滞も起きていました。断崖絶壁の道の迫力には圧倒されます。もともとサンゴ礁が広がる海にアクセスする道路として開通したのですが、海よりも断崖の道のほうが有名になった感じです。
崖を下る途中で見える風景はまさに絶景で、遠くに見える海とその手前の白い砂浜、そして岩に打ち寄せる波の音が心地よいです。階段を降りるたびに視界が開け、まるで映画のワンシーンのような美しさに魅了されました。
ウルワツ寺院での夕方
最後に訪れたのはウルワツ寺院です。夕陽を楽しみにしていましたが、あいにく雲が多く、きれいな夕陽は望めそうもありません。
寺院内には猿がたくさんいて、見ているだけでも楽しいですが、メガネや帽子を取られてしまい、なかなか返してくれず大変な思いをしている人がたくさん見かけました。
ケチャダンスも見ようかと思いましたが、夕陽とのセットでないと魅力が半減するため、今回は見送りしてウブドに戻ることにしました。
ウルワツ寺院の崖の上から見える景色は圧巻で、海に沈む夕陽が見られればさらに感動的な体験となったでしょう。次回は天候に恵まれることを期待しながら、今回の訪問を締めくくりました。バリ島南部の晴れ間と迫力満点の自然の景色を堪能し、充実した一日を過ごせました。