ついにバリ島の国際線の運行が再開します。新型コロナウイルス感染状況が改善したとして、水際対策で訪問ができなかったバリ島に外国人観光客を受け入れ再開に大きく進展しそうです。
インドネシアのルフット海事・投資担当調整相は10月4日の会見で、バリ島のングラライ国際空港で国際線の運行を10月14日から認める方針を発表しました。
しばらくは、訪問ビザを取得したビジネス客や一時滞在ビザを保有した人だけとなり、全ての外国人入国者には、8日間のホテル隔離や、新型コロナウイルスワクチン証明書の提示も必要です。
インドネシアに入国する際の飛行機で玄関口をジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港と、北スラウェシ州マナドのサムラトゥランギ空港の2カ所に限定していましたが、バリ島のングラライ国際空港が加わることとなります。
バリ島に訪問できる国として、日本、中国、韓国、ニュージーランド、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビやドバイなどからの国際線を受け入れると発表しました。
バリ島への国際便についてですが、どこの航空会社が乗り入れるかは、まだ未定ですので今後の発表に注目したいと思います。
日本からの訪問も含まれたのは朗報ですが、現在ガルーダ・インドネシア航空の成田・関西-デンパサール便はで2022年3月まで運休が予定されている状態ですので、運行前倒しになるかが注目されます。
インドネシアの10月4日の新規感染者数は922人となり、1年3ヶ月振りに1,000人を下回りました。
ジャワ・バリ両島の新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)レベル2~4については、10月5日~18日まで2週間延長しますので、本格的な観光客の受け入れはもう少し先となりそうです。