インドネシアのバリ島国際線が再開されてから1か月以上も国際線到着がありませんでしたが、ガルーダ・インドネシア航空が、羽田発バリ島行きの直行便の運航予定を発表しました。
12月から週1便の運航となりますが、観光地としてバリ島へ訪問できる体制が整いました。
詳細をお伝えしたいと思います。
今回発表された、ガルーダ・インドネシア航空の運航予定によると、羽田からバリ・デンパサールを経由して最終目的地としてジャカルタまでの変則運用となります。
2021年12月5日(日)、12月12日(日)、12月19日(日)、12月26日(日)羽田発の毎週日曜日に羽田を出発する4便となります。
GA877便
バリから羽田便は運航されない見込みですので、バリから日本へ帰国する場合は一旦ジャカルタまで移動して、ジャカルタから日本行きの飛行機に乗る必要があります。
12月5日(日)羽田発のガルーダ・インドネシアのWEBサイトを確認したところ、エコノミークラスはプロモーション価格で、7,193,300ルピア(約58,000円)となります。12月料金としては、安い方であると感じます。
ビジネスクラスですと、17,038,300ルピア(約137,000円)となります。
この度、ガルーダ・インドネシア航空が羽田→バリ便を復活させてくれたのですが、今までのように簡単にはバリ島観光に行ける状況ではありません。
色々な事前準備をしてようやくバリ島へ入ることができます。
バリ島へ観光で行くには、e-VISAのシングル査証B211Aなどを取得しなければいけません。インドネシア人や企業がスポンサーを探す必要がありますので、インドネシアと関りがない方は、インドネシアビザを取得してもらえる代行業者(エージェント)で取得するのが一般的です。書類等準備が必要ですが、申請から10日から2週間で取得できます。
現在の状況が変更なければ、日本のパスポート所持によるビザなし渡航や、バリ島到着時に500,000ルピア(約4,000円)を支払い入国できた到着ビザ・ビザオンアライバル(VOA)は停止中ですので注意が必要です。
バリ島到着から3日間(3×24時間)の隔離が必要です。空港到着時と隔離2日目に行われるPCR検査が陰性となりますと、晴れて自由になることができます。
インドネシアに入国の際は、必要な書類や検査、保険加入など様々な手続きが必要です。
インドネシア政府の発表によると、クリスマスから年末年始にかけて、活動制限がレベル3にアップするとの情報です。詳細は明らかになっていませんが、モールや歓楽街に入場制限や、レストランなど営業時間短縮の措置が発動される可能性がありますので、バリ島訪問検討されている方は、最新の情報収集が必須となります。
日本発バリ島行き直行便運航再開の知らせは、非常にうれしく観光客で賑わう事でバリ経済復活に期待したいところですが、今の入国への規制が多く気軽にバリ島に観光できる状況はまだまだだと感じます。
逆に今バリ島に入れる条件が整う方は、観光客が少なく、きれいな海を十分堪能できると思いますのでチャンスとも言えます。是非、ガルーダ・インドネシア航空で、バリ島へ訪問検討されてはいかがでしょうか?