一時帰国のために、マカッサルからバリ行きのガルーダ・インドネシア航空でバリ・デンパサール空港に到着しました。デンパサール空港で国内線から国際線ターミナルに移動して乗り継ぎするのですが、空港職員による案内付きで国際線チェックインをすることになりました。空港でVIP対応を体験したのでお伝えします。
マカッサルから到着したガルーダ・インドネシア航空GA621便は、定刻より10分ほど遅れの20時16分にデンパサール空港に着陸しました。駐機場に移動し、ドアが開くとビジネスクラスの乗客が先に降りていきます。前方のカーテンが開きエコノミークラスの乗客が続いていきます。一番前の席なので、さっと手荷物を持って降機していきます。
ボーディングブリッジに差し掛かったところで、「成田行き乗り継ぎの~」と聞こえ、自分の名前を連呼しています。「はい、私です」と答えると、空港職員が国際線乗り継ぎまでご案内しますと言ってきました。
さすがガルーダ・インドネシアです。マカッサルのフライトが少し遅れたこともあり、成田行国際線の乗り継ぎ時間が2時間を切っている状態なので、バリの空港で迷って乗り継ぎできない可能性を察知してのお出迎え付きの案内付きとなりました。しかも成田乗り継ぎの乗客は自分ひとりだけしかおらず、自分のために、スタッフが空港で待ってくれるVIP対応です。ふと、1人の乗客のために案内スタッフを用意してくれるのかを考えてみましたが、マカッサル空港で荷物は成田までスルーバッゲージで送れたのですが、搭乗チケットだけはバリまでの国内線だけ発券されたので、国際線のチケットを用意できなかったお詫びのようなものなのか、バリ行きの飛行機が結局はほぼ定刻通りまで回復したが、ディレイ扱いで乗り継ぎがギリギリになる可能性があったので、スタッフを用意して空港で迷わないで確実に飛行機に間に合うように案内する必要があったのどちらかでしょうが、とにかく親切に案内してくれるので、後についていくことになりました。
バリのデンパサール空港は、国内線ターミナルと国際線ターミナル2つあり、ターミナルの間にNovotel空港ホテルが挟まっている状態でちょっと離れています。
しかもターミナル移動のための、エアトレインやバスなどがなく徒歩で移動するしかありません。
バリ島空港は目的地扱いだからなのか、国内線や国際線の乗り継ぎには意外と不便な作りになっていて、以前も国際線で友人が到着する際に国内線ターミナルから徒歩で移動したことがありますが、足早で歩いても10分ほどかかります。
案内板などが用意はされていますが、途中迷路のような感じになっていて、間にホテルが挟まっていることもあり、初めてだと確実に迷いそうになります。
空港の案内人の後ろをついていくので、空港職員しか知らない秘密の通路でも通るのかと思いましたが、案内されたのは、看板通りの徒歩移動でした。
空港スタッフに誘導されながら、国際線ターミナルに到着しました。
チェックインカウンターに案内されて、成田までの搭乗券を発行してもらいます。
国際線出発のイミグレーション前までで、案内は終了となりました。
お礼を言ってスタッフとお別れします。ただのエコノミー客にもこのようなおもてなしをしてくれると、ますますガルーダ・インドネシア航空が好きになります。これからいよいよ出国することになります。