バリ島デンパサールからマカッサルへのシティリンク便を利用した際の運行遅延が意外な幸運をもたらしました。デンパサール空港でのスムーズな入国手続き、快適なラウンジ体験、そしてゲートへのストレスフリーな移動を綴っています。さらに、遅延がもたらした余裕でリラックスした搭乗準備と、シティリンクのフライト準備までをお伝えします。
シンガポールからのフライト後、バリ・デンパサール空港に到着し、次なる目的地であるマカッサルへの移動準備に取り掛かりました。
シティリンクQG342便に乗る予定でしたが、乗り継ぎ時間がたったの1時間35分と非常に限られていたため、少しでも遅れがあれば乗り継ぎが不可能になるリスクを覚悟していました。この便はバリからマカッサルへの最終便であり、逃した場合は予定外のバリでの宿泊を強いられる状況でした。しかし、到着してすぐに確認したメールによると、シティリンクQG342便が45分遅れるとの通知があり、予期せぬ遅延が逆に時間的余裕をもたらしました。
通常、フライトの遅延は不便を感じるものですが、この場合には「遅れてラッキー」と感じる稀有な状況でした。イミグレーションは意外にもスムーズで、一時滞在ビザのレーンを通過するのに時間がかからず、迅速にインドネシアへの入国手続きを完了することができました。外国人向けの観光ビザ(VOA)の列は非常に長く、その列に並んでいたら少なくとも30分から1時間は待たされそうな状況でした。
荷物の受け取りも順調で、クアラルンプールからのスルーバッケージが無事にバリまで届いていたため、一安心しました。
税関では、事前に入力したQRコードをスキャンしてもらい、何の問題もなく到着ロビーへと進むことができました。
しかし、国際線から国内線ターミナルへの移動は、重い荷物を持ちながらの長い歩行が必要で、このプロセスがかなりの体力を要求しました。
国内線ターミナルに到着してからは、シティリンクのチェックインカウンターでスムーズに手続きを済ませ、荷物を預けることができました。
さらに、本日5回目となるラウンジ利用のため、コンコルディアラウンジへと向かいました。
このラウンジで、機内食を含めて一日で何食分を食べたのかを考えると驚きますが、各ラウンジで過ごす休息時間がこの長旅を乗り切る助けになっています。
コンコルディアラウンジでは、ゆったりとした空間でコーヒーやインドネシア料理を楽しみながら、ほっと一息つくことができました。
やがて搭乗時間が近づき、ラウンジでのリラックスタイムも終わりを告げました。シティリンクの搭乗案内が流れると、私はほっとした気持ちでゲートに向かいました。