バリ島の風を感じながら過ごした日々にピリオドを打ち、フローレス島の西端、ラブアン・バジョへと向かう朝が訪れました。宿泊していたクタのフェイマスホテルからデンパサール空港までの旅路、そのエピソードを紹介します。
クタ・ファイマスホテルで目を覚ますと、外の気配が部屋まで伝わってきます。部屋からは外の様子は見えませんが、廊下の窓から空を見上げると、見事な青空が広がっていました。
バリ島滞在を終え、フローレス島の西端の街ラブアン・バジョに移動する日となりました。ラブアン・バジョはコモド・ドラゴンが棲息するコモド島の玄関口として、観光開発されている街となります。ずっと行ってみたかった憧れの街にようやく行くことができます。バリ島は乾季となり天気が良い日が続いてきていますので、ラブアン・バジョも素晴らしい天気の状態で訪問したいところです。わくわく感が、青い空をより一層鮮やかに見せてくれます。
日が明け、7時少し過ぎ。部屋の窓から下を覗き込むと、レストランで朝食バイキングが始まっている様子が伝わってきました。お腹も空いてきたので、朝食をいただきにレストランに向かいたいと思います。
1泊の宿泊料金が380,000ルピア(約3,500円)とリーズナブルなこのホテルでの朝食には正直、あまり期待はしていなかったのですが、品数が豊富で野菜中心の健康的なメニューで意外と充実していたことに、心から驚きました。
ホテルスタッフによる熱々のオムレツがその場で調理され、温かいうちに食べることができたことです。
このホテルのコストパフォーマンスの良さに感心しつつ、充実した朝食を堪能することができました。
8時過ぎキンタマーニ高原からずっと案内してくれ、車の運転もしてもらったバリ人の友人が先に実家に戻るということで、お別れとなりました。地元の人に案内してもらえると、訪れる地域をより深く理解する絶好の機会となります。キンタマーニまで気をつけてと見送った後は、ラブアン・バジョ行きの飛行機出発の時間までもう少しホテルに滞在することにします。
10時30分頃にチェックアウトを済ませ、デンパサール空港へ移動する時間となりました。
ホテルから空港までは、タクシーで移動することになりますが、5分で空港に到着したので、かなり便利な場所のホテルに宿泊していたのだと思いました。
徒歩でも空港まで行ける距離ですが、楽に車で移動してしまいました。
車窓から見える風景に、旅の興奮と期待が高まっていきます。心が踊りながらラブアン・バジョの旅がスタートします。