【インドネシア渡航】バリ島ヌガラ!プランチャのウミガメ保護区と焼き魚店
バリ島ヌガラのプランチャにウミガメ保護センターがあるということでやってきました。同じ場所にあるシーフードレストランで夕食となりました。
クルマ・アシ保護センター
バリ島の西部地区のプランチャのビーチはウミガメの繁殖地として有名でしたが、1960年代にカメの密猟が横行したことで、ウミガメが卵を生みに来なくなってしまい、次第にウミガメの個体数が激減してしまいました。
その後ウミガメを保護しようとプランチャ(Perancak)のビーチにウミガメ孵化場である「クルマ・アシ(Kurma Asih)」保護センターが設立されました。
まず、ウミガメが産卵した卵が食べられてしまうのを防ぐことから始めます。プランチャの浜辺で見つかったウミガメの巣から卵を集めて、孵化場内の砂浜に移動します。
そして無事孵化した子ガメを2週間ほど飼育してから海に放流するそうです。
また、ここではタイマイやアオウミガメが飼育されていて、保護区内で卵を孵化させ海に放流する取り組みも行われていました。
何年も継続してウミガメを保護するようになってからは、プランチャのウミガメの数をかなり増加させることに成功したそうです。運がよければ生まれたての子ガメや、放流に立ち会うことができるそうです。
焼き魚レストラン
ウミガメ保護センターに隣接する場所に焼き魚のシーフードレストラン「焼き魚クルマ・アシ(Warung Ikan Bakar Kurma Asih)」があります。
このお店のオーナーに、とても上手な日本語で案内してくれました。オーナーはプランチャ地区の漁師でもあり、その日漁獲した新鮮な魚を提供してくれます。海がすぐ目の前にあり、天気がよければ、夕陽の景色を楽しみながら食事ができるのですが、残念ながら曇空でした。波の音を聞きながらビールとおいしい焼き魚を頂きます。
焼き魚を食べながら海を見ていると、漁師が乗る小舟がものすごい数で行き交う姿を見ることができました。プランチャの海は水産物の宝庫でたくさんの数の漁師が生活の糧にしていることがわかります。
海の自然の恵みに感謝し、ウミガメの保護などを通じて自然の海を守る姿を見ることができ感動することができます。プランチャの海はとても静かで穏やかな波が茶色の砂浜に打ち寄せ、緑豊かなマングローブに囲まれていて、自然豊かな中に溶け込んでいく感じがして、心が穏やかになります。
食事も終わり、だんだん周辺が暗くなってきたところで、クルマ・アシを後にすることにします。
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