インドネシア政府は、明日10月14日からバリ島への外国人観光客へ受け入れを決定していますが、新型コロナウイルス蔓延防止のため入国条件を厳しくすると述べています。バリ島の国際線を開くことでバリ経済を回復させることができると期待されていますが、一方で再拡大を防止するための水際対策も必要とのことです。
ルフィット海事投資調整大臣は、10月14日にバリ島への観光再開に向けて出発前と到着時に行われる入国条件を厳しくすると述べました。水際検疫対策を強化することで、バリ島内で再度感染拡大しないようにするとのことです。
現在のところ、日本、韓国、中国、アラブ首長国連邦、ニュージーランドが入国可能な国とされていますが、今後感染が終息している18か国まで増加することを表明しています。入国できる18か国の発表はまだです。
現在、到着ビザやビザ無しでの入国はできません。
旅行者は予約された宿泊施設でRT-PCR検査の結果を待つことが可能となる。
※2021年11月から隔離期間は3日に短縮となりました。
今回のルフィット調整大臣の発表で、バリ島入国に際してのホテルでの隔離期間は5日間3日間になる事が発表されました。
8日間の隔離期間が3日5日間短縮となった事は朗報と言えますが、一方で新型コロナに感染した場合の医療保険の加入が必要になったようです。しかも最低保険金額が10万米ドルと高額な医療保険に加入する必要があります。
バリ島訪問の際は治療救援費用が付いた海外旅行保険に加入する必要がありそうです。
※2021年11月から隔離期間は3日に短縮となりました。
バリ島内の感染が減少してきているので、1年半振りに外国人に開放される事になりました。しかし入国する前、入国した後の条件は厳しいものがあり、追加費用が必要な項目も多いので、簡単にバリ観光できるような状況ではありません。
多くの外国人がバリ島に訪れるまでには、もう少し時間がかかりそうです。