予定通り16時過ぎにバリ・デンパサール空港に到着しました。満席のライオンエアには、半分以上は外国人が搭乗していて、バリの人気の高さを物語っています。最後尾の席に座っていたので、前の乗客が外に出るのを待って席を立ちます。
沖止めとなったライオンエアの機体を見ながら、バリ独特の風を頬に受けながらタラップを降りる瞬間がたまらなく心地よいです。
太陽が落ちるまではまだ時間があるのですが、影が長く伸びてきています。飛行機からバスに乗り込み、ターミナルに移動します。
割れ門から国内線ターミナルに到着し、外へと向かいます。
国内線の「Bali」のオブジェがリニューアルされていて、夏らしいポップな感じに変更となっていました。17時過ぎに、両親が搭乗している成田からのガルーダ・インドネシア航空の到着を待つため、しばし「Bali」オブジェの隣にあるスターバックスで一休みします。
広々とした店内は、待ち時間も快適な空間を演出しています。
そろそろ到着の時間かと思い、飛行位置を確認するためにフライトレーダー24のアプリを開いてみると、ガルーダ・インドネシアのGA881便がバリ島の西海上で旋回しています。
バリを出発する便も離陸できずにいて滑走路上で何か問題があったような感じです。20分ほどの滑走路閉鎖が続いていましたが、ようやく出発便の離陸が開始され、いよいよGA881便も到着しました。
迎えにいくために、国内線ターミナルから国際線へと徒歩で移動します。長い通路を10分ほどかけて歩くと、国際線ターミナルに到着です。
夕方の時間は到着便のラッシュで、ホテルなどへの送迎のスタッフがものすごく活気づいています。数日前からインドネシアの入国審査のシステムがダウンしているらしく、自動化ゲートが使用できず、入国審査官が面接する形に変わっているらしく、ひどい時には入国するまで2時間以上も時間がかかってしまっているようで、より一層混乱している感じです。両親もこの混乱に巻きこまれてしまっているのではと思いながら待っていたところ、1時間ほどで合流することができました。
久しぶりの再会でしたが、元気そうな顔を見ながら、今回の滞在先であるウブドへと向かいます。前もってビラに空港ピックアップをお願いしていたので、スムーズに車に乗り込み空港を後にしました。
空港からウブドまでは1時間半ほどかかります。車窓からは美しい田園風景が広がり、夜の静けさと共にバリの雰囲気を楽しむことができます。
今回は家族でゆっくり滞在を楽しむために1週間、同じビラ1棟を貸し切りして滞在することにしました。バリヒンドゥの伝統的な門構えを抜けて、一番奥のところがビラになっています。到着したのが夜だったのでそのまま寝てしまいましたが、翌朝明るくなったところで各部屋を確認しました。
ビラには3室あり、すべてバスとトイレが備わっています。
リビングルームにはキッチンとプールもあり、長期滞在にぴったりのビラです。
奥には川が流れていて、森の中にいるような感覚で自然豊かな感じがします。
各部屋にエアコンがついていますが、森と川に囲まれているため、かなり涼しく感じます。
バリでの滞在は、ゆっくりと時間が流れていく感じが魅力的です。自然豊かな環境で家族と一緒に過ごすことで、心も体もリフレッシュできること間違いありません。
これからの一週間、ビラでの滞在を満喫しながら、バリの美しい風景や文化を楽しんでいきたいと思います。