インドネシア政府はジャワ島・バリ島で実施されている活動制限を9月20日まで延長と同時に、バリ島の感染リスクを最も高いレベル4からレベル3に緩和することを発表しました。ついにバリ島の感染レベル低下により外国人観光受け入れに前向きな話もでてきました。
インドネシアのルフィット海事投資調整相は、は9月13日にジャワ・バリ両島の新型コロナ対策の活動制限(PPKM)レベル2~4について、9月20日まで期間を延長と、バリ州をレベル4からレベル3に引き下げることを発表しました。
1週間毎に活動制限の見直しを発表していて、ようやくバリ州もレベル3となり制限緩和の動きとなりました。
バリ州でも市民にワクチン接種済証明アプリである「プドゥリリンドゥンギ」の利用を義務化して、観光スポットやスーパーマーケットなどでの利用を呼びかけています。
インドネシアの9月13日発表の新規感染者数は、2,577人となりました。感染者のピークであった7月15日の感染者数56,757人から95.5%減少した事になりました。
インドネシアホテル・レストラン協会によると、バリ州のホテルの68件が倒産した発表がありました。バリ州でも今年7月から活動制限が強化されて、バリ島内のホテル稼働率は5~7%と水準まで落ち込んでいました。
今後も倒産するホテルが増加することも予測されているようです。
ホテルスタッフの休業も余儀なくされていますので、いち早く観光地バリの観光客再開を待ち望んでいます。
インドネシアのルフィット海事投資調整相は、今回の観光地バリの制限緩和により、政府が認証した携帯アプリ「プドゥリリンドゥンギ」でのワクチン接種証明の提示など厳格な規則を順守することで、バリ島の大半の地域において渡航者を受け入れると発表しました。
外国人旅行者はジャカルタ同様に入島時に8日間の隔離措置と3回のPCR検査が必要とのことですが、いつからバリを再開するなど具体的な時期等の発表はありませんでした。
今後の発表に期待したいと思います。