バルセロナ国際空港は、多くの観光客やビジネスマンが利用するスペインの主要空港です。今回、カタール空港を利用するため、この空港を利用したのですが、思わぬ落とし穴にハマり、ターミナル間の移動で大慌てすることとなりました。
バルセロナ空港は「バルセロナ・エル・プラット空港」とも呼ばれ、市内から約30分の距離に位置しています。空港には、T1(ターミナル1)とT2(ターミナル2)の2つのターミナルがあり、これらは約4km離れています。
T1は新しく2009年にオープンしたもので、世界中の航空会社が乗り入れています。一方、T2は主にLCCが利用しており、A・B・Cの3つのエリアからなります。不思議なことに、後で出来たターミナルが「第一ターミナル」と呼ばれているのでした。
バルセロナからカタール航空での出発でした。しかし、スペイン国鉄(renfe)を利用して空港に到着すると、なんとT2にしか駅がないことを知らずいつのまにか、T2に降り立っていました。なにか到着したターミナルと違うなと思ってグーグル・マップを開いてみるとターミナル1は遥かかなたに位置しています。空港看板を見ながら、急いでT1方向に移動していきます。
T1とT2の間は、無料のシャトルバスで結ばれていますが、移動には約15分程度かかります。
大急ぎでバス乗り場に駆けつけ、出発直前のバスに飛び乗ることができました。バス内では、バルセロナの初日を思い出しながら、このミスを後悔していました。そういえば、到着したときは地下鉄で移動していて、Renfeは利用していなかったのです。バスは満員状態で、結構揺れて荷物持っての移動が結構苦痛でした。
バスを降りてT1に到着後、すぐにカタール航空のカウンターを目指しました。
チェックイン時間には間に合うことができました。ワンワールド・サファイア会員の特典を利用し、長い待ち行列をスキップしてチェックインを行うことができました。グランドスタッフは、私の日本のパスポートでインドネシア行きのチケットなのでちょっと不思議な顔をしていましたが、一時滞在ビザを見せたらすぐに問題は解決しました。
バルセロナ空港は、非常に広く、ターミナル間の移動には注意が必要です。特に、スペイン国鉄を利用する場合は、T1に直接到着することができないため、十分な注意が必要です。私のようなミスを犯さないためにも、事前にしっかりと航空会社のターミナルを確認してから空港を利用しましょう。