【インドネシア】観光業低迷!1月のバリ島観光客はたった10名!
インドネシア中央統計庁は、2021年1月最新の外国人観光客数を発表しました。
2021年にインドネシアを訪問した外国人観光客は14万1260人で、2020年12月と比べ13.9%の減少で、2020年1月と比べると、89%の減少と大幅に低迷しました。
1月にインドネシアに訪問した外国人観光客の内訳は
東ティモール 75,140人
マレーシア 48,300人
パプアニューギニア 3,440人
オランダ 3,000人
シンガポール 2,350人
その他 9,030人
約半分以上が東ティモールからの入国です。マレーシア、パプアニューギニアもあわせると90%となり、インドネシアと隣接している国からとなりますので、ほとんどが陸上での国境移動と考えられます。
バリ島外国人観光客はたった10名
2021年1月のバリ島への外国人観光客は、たったの10名でした。しかも、空港経由は2名、残り8名は船からの訪問でした。
10名という数は、最も少ない数で、政府が外国人を一時的に閉鎖したためとなっています。
ビジネス目的では渡航再開
2月9日以降は、ビジネス目的の入国は一部緩和となり、e-Visaの発行再開も発表されましたが、実際には、ビザ発行数量に制限がかかっており、今現在も新たなビサを発行しにくい状況が続いています。
私も現在、ビザ発行申請中ですが、発行される気配もなく、現地エージェントからは、順番がいつになるか、まったく不明と予定がたたない状況です。
バリ島観光再開を計画?
インドネシア政府は、ワクチン摂取により、ウイルス感染のリスクが低い国からの外国人観光客にバリ島の観光を再開することを計画しているそうです。
現在も、バリ島内の何百のホテルが閉鎖されており、ホテル関連と観光関連事業者約25万人の労働者が失業中もしくは、無給で休んでいる状態です。1日でも早く、海外からの観光客を早く受け入れられるように模索しているようですが、世界中で感染拡大が続く中、いつから再開できるかははっきりしていません。
例え何らかの施策をもって受け入れを始めたとしても以前のような状況に戻るまでには時間がかかると思われます。
インドネシアに限らず日本も含め感染が拡大する中で、不安だらけの時期ではあります。早くこの事態が収束に向かい、少しずつでも海外からの観光客がバリに戻る日が訪れることを心から願っています。