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マカッサルの離島!バランチャディ島の魅力を探る

インドネシアは無数の島々からなる美しい国で、それぞれの島には独自の文化と自然が溢れています。今回は、スラウェシ島南部のマカッサル市にある小さな島、バランチャディ島を訪問しましたので、ご紹介したいと思います。

アクセス

バランチャディ島へは、マカッサル市から定期的な船便でアクセスすることができます。マカッサルのロサリビーチの桟橋から通常の船便では約60分ほどで到着できますが、地元の方優先の船で島への荷物などを積んでいくので、時間が読めないのと、帰り便もいつ到着するかわからないので、島に訪れる際にはチャーターのスピードボートを利用するのが一般的です。船主との交渉でチャーター代が決まりますが、8~10人乗りの小型ボートで、往復約80~100万ルピアあたりとなります。ある程度人数がいないと厳しい値段ですが、スピードは早く、約30分で島に到着します。また、帰りまで島で待機してくれるので、好きな時に島を離れることができるのが利点です。主だった観光施設もなく、島内にホテルもないので、基本的には日帰りとなります。

バランチャディ島の特色

島は南スラウェシ州に位置し、マカッサル市の一部となっています。バランチャディ島は、周辺の島々とともにスペルモンド諸島の一部を形成しており、地域の自然の美しさと文化的な豊かさを体験することができます。

細長い形をしたこの島は、面積が4ヘクタールほどで、約1,300人の漁民やその家族が住んでいます。

島には電気設備と、日本の支援による海水を真水に濾過する設備があり、生活インフラが整っています。島の西側には桟橋があり、船でのアクセスが可能です。

さらに、島には小学校と中学校があり、元気な子供たちがたくさん島に住んでいます。サンゴ礁が隆起してできた島には、家が密集しているので、迷路のような道になっていますが、小さい島なので方向さえ間違わなければ、迷うことはありません。島民のほとんどが漁民かその家族で、漁をするための小型ボートや、マカッサルまで魚を運ぶ集荷船などを多数見ることができます。

漁民から漁法や漁の様子などを聞いて、新鮮な魚をマカッサルまで運ぶ方法などを定期的に学んでいます。最近は、魚が少なくなって生活が厳しいような話も聞いており、生活向上のためのアドバイスなどを提供しています。

自然と観光

バランチャディ島は、美しい海と豊かな自然に囲まれています。透明度の高い海水と色とりどりの珊瑚礁、多様な海洋生物が観光客を魅了し、シュノーケリングやダイビングのスポットとしても人気があります。

島1周も簡単にできてしまう小さな島ですが、島の漁民と交流することで、地元の生活や文化を直接体験することができます。漁民は観光客に対してフレンドリーで、新鮮な海の幸を提供してくれるかもしれません。また、漁民の日常を垣間見ることで、インドネシアの伝統的な生活様式を理解する良い機会となります。

バランチャディ島は、マカッサル市から手軽に訪れることができる小さな楽園です。美しい自然、豊かな海洋生物相、そして地元の人々との交流は、訪問者に忘れられない思い出を提供します。マカッサルを訪れた際には、是非バランチャディ島に立ち寄り、インドネシアの美しい自然と温かな漁民の文化を体験してみてください。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。