インドネシアでは本日10月2日はバティックの日です。バティックはインドネシアの有名な伝統的染織工芸です。バティックの日(Hari Batik National)」は2009年10月2日にバティックがユネスコの無形文化遺産に認定されたことに由来します。本日はバティックの日を記念してバティックについてお話します。
インドネシアに来た方は、一度は目にする「バティック（Batik）」ですが、実際にバティックもお持ちの方も多いと思います。
2009年10月2日にユネスコによって世界無形文化遺産に特定された際は、当時のユドヨノ大統領は、「10月2日はインドネシア全国民にバティックを着用してもらいたいと述べたほどです。
実際、インドネシア政府はバティックの日に併せて中央政府や地方政府の役人、国営企業の従業員がバティックを着用することを推奨しています。
また、10月2日のバティックの日だけでなく、毎週金曜日はバティック着用が推奨されていて多くのインドネシア社会人がバティックを着用して出社します。
インドネシアに出張に行く際は、必ずバティックを持っていくようにします。政府関係者や企業の偉い人達に会う際にバティックを着ていくと非常に喜ばれます。
フォーマルな場にスーツで訪問するのも問題ないのですが、インドネシアは暑いのでジャケットは似合わないです。インドネシアでは、公式の場や式典などでもバティックを着用していてもおかしくありません。
普段着として着用している人も多くいますので、インドネシアの伝統文化が生活にしっかり根付いています。伝統工芸品を気軽に日常に取り入れられるのはバティックの魅力の一つとも言えるでしょう。
バティックのさらっとした肌触りが、暑い国に良く合います。
インドネシアに滞在する機会がある方はぜひバティックを着用してみてください。