今回のスマラン出張を終え、マカッサルまでインドネシア国内線乗り継ぎでの移動となります。
まずは、スマランからジャカルタまで久しぶりのバティックエアを利用してしました
本日は、バティックエアの搭乗記となります。
今回利用するバティックエアは、インドネシア最大の航空会社であるライオンエアが運営する飛行機会社です。LCCが運営するフルサービスキャリアエアラインとして異色な航空会社となります。
スマラン12時15分発、ジャカルタ13時20分着と約55分のフライトで短距離の路線となります。スマランからジャカルタまでは約450Km離れていて、自動車で渋滞なしで5時間、列車でも7時間以上かかるようですので、飛行機での移動が一般的となっています。
定刻に搭乗開始となり、機内に入りました。今回の座席は10Fで、非常口の窓側の座席となりました。
エアバスA320では、前方にビジネスクラス、エコノミーの座席幅もライオンエアよりも広く設定されているため、足元に余裕があります。非常口席となったおかげで、さらに広々としていて短いフライトですが、快適に移動できそうです。
バティックエアには、モニターが設置されているのが特徴で、映画やフライト情報などを見る事が出来ます。ヘッドフォンは設置していないので、自分のヘッドフォンを用意する必要があるようです。
ほぼ満員まで席が埋まったところで、ドアクローズ、タキシングに移り出発の準備を開始します。
スマラン空港を離陸するとスマラン空港は海の近くにありますので、離陸すると右手のマングローブの森を見ているうちに数秒でジャワ海に達します。スマランからジャカルタまではジャワ島の北側海上を移動していきます。
ボーイング737-800よりもA320のエンジン音が静かです。
離陸から15分ほどで安定飛行に入るとすぐにワゴンサービスが開始となります。
バティックエアは、無料で軽食が配られます。軽食といっても、スマランからジャカルタまでの飛行時間は実質50分もないので、パンと水が入った袋をCAさんが手際よく配っていきます。パンの袋や水のパッケージもバティックの文字が入っています。パンの味は、インドネシアで良くあるピーナッツクリームが入ったパンとなります。
インドネシアではガルーダ・インドネシア航空やバティックエアがフルサービスキャリアとして運航しているため軽食や飲み物が用意されています。日本のJALやANAの国内線は一部のファーストクラスなどを除いてドリンクサービスのみですので、インドネシアの国内線は、サービスで頑張っていると言えるでしょう。
パンを食べ終えると、もう降下を始めています。
ジャカルタ・スカルノハッタ空港には13時20分の定刻で到着となりました。着陸したあとはしばらく誘導路を移動し、バティックエアがメインで使用しているターミナル2に到着となりました。
なぜか、ボーディングブリッジを使用せず、タラップから降機のようです。飛行機を間近でみる事ができますので、飛行機好きにはたまりません。
ターミナル2は、以前ターミナル3が国際線用になる前よく利用していました。個人的には、ターミナル2のインドネシアチックなデザインが好きで、インドネシアに来たなと実感できるのですが、今のターミナル3は大きいばかりで近代的ではありますが、なにか味気無さを感じます。
ターミナル2のなつかしい到着通路をきょろきょろしながら、乗り換え口の方に移動です。
荷物がなければ、そのまま2階の出発ロビーに移動が可能です。ターミナル2の扇型の建物にレストランやお土産店が並んでおり、意外と活気があります。
次回は、ジャカルタからマカッサルまでの移動の様子をお伝えしたいと思います。