バティックエアでマカッサルからクアラルンプールへの国際線に乗ってきました。雨季から脱出し、乾季に突入したということもあり、快晴の中で滑走路から離陸することができました。これで、景色も最高に楽しめます!
クアラルンプール行きのバティックエアは、マカッサルを定刻の9時45分に離陸しました。
4月に入り午前中は透き通った青空が広がっていて、長かった雨季が終了して乾季に入ってきました。雨季のフライトですとフライト中の景色も雲を見ているだけになり、地上が見えないのでどこを飛んでいるかわからない状態が続き、さらに揺れる事も多くなり乗り心地も悪くなるのですが、乾季の青空は、見ているだけで気持ちが穏やかになり、まさにフライト日和となります。
離陸して大きく右に旋回すると、マカッサル空港全体を見渡すことができました。
空港の入り口近くでは、マカッサルから北に伸びるマカッサル鉄道の駅建設が進んでいる様子も見ることができます。一部区間はすでに開通して運行が開始されていますので、今後空港経由で鉄道の旅もできるようで楽しみです。
マカッサルの上空を抜けると海が広がってきます。
マカッサル近海には100を超えるサンゴ礁の小島が広がっていることでも有名です。
上空からの眺めは格別でサンゴ礁の白い砂浜が美しく、美しいフライト体験を提供してくれました。
マカッサルからジャカルタへ行くルートよりも北寄りに飛行しているらしく、いつも見えるマカッサルから近い島よりもパンケップ諸島と呼ばれるサンゴ礁を眺めることができます。
空中から見ると、サンゴ礁のパラダイスは、まるで実世界とは思えないほど美しいものでした。光が綺麗で、海も青い青い空と調和して見えます。青い海に浮かぶ姿は、なんとも言えない自然な姿にうっとりします。気象条件が良くないと、こんなきれいなサンゴ礁の絶景を見ることもできないので、最高の気分になります。
マカッサルを出発して1時間位飛行すると、カリマンタン島まで移動してきました。
マカッサルとカリマンタンの間の海はとても天気が良かったのですが、赤道上のカリマンタン島の上空にさしかかってくると雲の海が広がってきました。雲の隙間からわずかに地上が見えている状況です。機内食提供の時間となり、CAさんがワゴンを引いてきました。
機内食は、ガーリックバターパンとバニラチップマフィンと書かれた赤い箱と水のみが手際よく配布されました。
午前中の便なので軽食という扱いなのか、以前搭乗したシンガポール便で提供された機内食と同じものでした。一応パンは温められていましたが、パサツキ気味でした。
マレーシアに到着してからおいしい料理を食べるまでのおやつと思えば納得ですが、国際線なのでホットミールの食事くらいは食べたかったと、すこし残念でした。国際線だからアルコールの提供はされず、代わりに水だけしか出てこないので、飲み物はイマイチでした。淡い期待は裏切られましたので配布された水で我慢することにします。お腹はいっぱいになりましたので、ゆっくり寛ぎたいと思います。