インドネシアでの生活がスタートしてから、肩や腰の痛みを感じるようになり、日々の生活に少しずつ影響を受けていました。当初は慣れない気候や生活環境が原因だと思っていましたが、実は寝具に大きな問題が潜んでいることが判明しました。今回は、アパートのベッドを新調したことでどれだけ生活が改善されたか、実際の経験を詳しくお話しします。睡眠環境が健康や日常生活にどれだけ影響を与えるのか、ぜひ参考にしていただければと思います。
インドネシアでの新しい生活は、環境や文化の違いに慣れる日々でしたが、気づけば肩や腰に慢性的な痛みを感じるようになっていました。特に朝起きたときに体がだるく、前日の疲れが全く取れていないような感覚が続いていました。
最初は長時間の座り仕事や運動不足が原因だと思い、ストレッチを取り入れたり、姿勢に気をつけたりといった工夫をしてみました。しかし、改善の兆しは見られず、むしろ痛みが増しているような気がすることも。もしかしたら寝ている間の姿勢に問題があるのではと考え始めるようになりました。
私が住むアパートのベッドは、一見すると普通のものでしたが、実はいくつかの問題を抱えていました。まず、マットレスが2枚重ねられた状態になっており、この構造が掃除のしにくさを招いていました。特に下部のマットレスの隙間や床にホコリが溜まりやすく、ダニの温床など衛生面で不安を感じる状態でした。
さらに、上部のマットレスはスプリングがすでに劣化しており、横になると体が深く沈み込むほどの状態。特に腰や肩の部分が不自然に沈むため、寝ている間に体が曲がり、翌朝には痛みを感じる原因となっていました。
また、見た目では気づきにくいものの、劣化した寝具が睡眠の質に与える影響は大きいと改めて実感しました。ベッドの状態を無視し続けるのは限界だと感じ、改善の必要性を痛感しました。
エアコンの新調について大家さんに相談していたタイミングで、思い切ってベッドの交換もお願いしてみることにしました。事情を説明すると、大家さんは快く対応してくれ、エアコンと同時にベッドも新しくしてもらえることになりました。
新しいベッドは、これまでのものとは全く違う品質でした。まず、しっかりとした土台に高品質なマットレスが1枚設置されており、体を均等に支えてくれる適度な硬さがありました。これにより、寝ている間に体が沈み込むことがなくなり、腰や肩への負担が大幅に軽減されました。
特に朝起きたときの感覚がこれまでと大きく違います。体が軽く、すっきりと目覚めることができるようになり、疲労感や痛みもほとんど感じなくなりました。また、ベッド下の構造がシンプルになったことで床の掃除もしやすくなり、寝室全体の衛生環境も向上。清潔で快適な空間が手に入ったことで、心身ともにリフレッシュできるようになりました。
今回の経験を通じて、寝具が生活の質に与える影響の大きさを実感しました。エアコンの改善に続き、ベッドの新調が加わったことで、部屋全体が快適な空間に変わり、日々の暮らしが大きく変わりました。
特に睡眠の質が向上したことは、日中の活動にも大きな影響を与えています。以前は朝起きたときに疲れを感じ、何をするにも体が重かったのですが、今ではスムーズに行動を開始できるようになりました。また、夜の睡眠時間自体は変わらないにもかかわらず、睡眠の質が改善したことで日中の集中力や体力が向上したように感じます。
生活環境を整えることは、身体的な健康だけでなく、精神的な安定にもつながります。特に寝具は直接体に影響を与えるアイテムなので、定期的に見直すことが重要だと改めて感じました。
肩や腰の痛みに悩まされていた私にとって、ベッドの新調は生活を変える大きなきっかけとなりました。寝具の質が睡眠に与える影響は非常に大きく、健康や日常生活の充実度にも直結します。少しの変化が驚くほど大きな効果をもたらす結果となりました。快適な睡眠環境は、より良い生活への第一歩となり、これからもマカッサル生活が続きます。