バリ島最後の宿泊はクタ・ビーチ近くのベストウエスタン・クタ・ヴィラに宿泊しました。宿泊料金が高騰しているバリのホテルの中ではリーズナブルな価格で宿泊することができました。
バリ島最終日を迎え、翌日の早朝便でマカッサルに戻る予定ですので、なるべく空港近くのホテルを探していました。バリ島への外国人観光客の増加により名前が知れたような有名なホテルは軒並み１泊１万円以上と宿泊費が高騰しています。夜遅く到着し出発は朝５時にはホテルを出発したいので、寝るだけの時間を確保するためのホテル滞在になりそうなので、値段の高いホテルは敬遠したいところです。あまり値段が安過ぎてひどい思いもしたくないので、ホテル選びは慎重になります。
空港に近いクタ・ビーチ近くでホテル探しをしていたら、ベストウエスタンのホテルが２つあり、そのうちベストウエスタン・クタ・ヴィラの宿泊料金が１泊30万ルピア（約2,700円・朝食なし）と激安で宿泊できるということがわかり宿泊してみることにしました。ベストウエスタンホテル＆リゾートは米国発のホテルチェーンとなっていて、100カ国以上に4,000を超えるホテルを経営しています。インドネシアにも各地に展開していて、ジャカルタやマカッサルにもあり何度か利用しています。室内設備なども不満はなく意外と満足している世界的なホテルチェーンですので、ハズレはないなと確信しての予約となります。
アトラスビーチフェストがあるベラワビーチからホテルまでは、30分ほどで到着することができました。21時を過ぎた時間だったせいかほとんど渋滞もなくスムーズに移動することができました。ホテルは、タの街はずれの方にある閑静な住宅街の中にありました。クタ・ビーチまでは歩いてもいける距離ですが20分以上かかりそうで、立地的には微妙な場所にありました。海岸近くだと１泊１万円以上はしてしまいますが、夜遅く到着して朝はやく出発するので、立地は問題なしです。
チェックインをして部屋へと向かいます。ホテル名にヴィラと名前がついていますが、長屋みたいな部屋が奥まで続いています。屋根がないのでヴィラなのかもしれませんが、薄暗い通路を通って２階の部屋に案内されます。
スーペリアルームでしたが、部屋はかなり広めで、大きなベッドがあります。
奥には大好きなバスタブもついていてゆったりお風呂に浸かることができます。確かに隅々をよく見ると古さなどもありますが、１泊滞在には全く問題ないレベルです。これで１泊30万ルピアはコスパ最高です。
ベランダもあるのですが、海が見える訳でもないので、ホテルからの景色を楽しむなど長期滞在などでゆっくりしたい方はおすすめしませんが、空港でのトランジットなど寝るだけで十分という方にぴったりのホテルです。
夜も22時近くなって寝ようとしましたが、小腹が空いてしまい軽く食事をしたいと思ってホテルのレストランに行くとすでに営業終了とのことで、外で食べることにします。
薄暗い小道から本通りに出ると、数件のレストランがまだ営業していたので、ナシ・チャンプルのお店に入ります。ご飯はやめておいてミーゴレンとガドガド、トーフなどを皿に盛ってもらい、いただきます。
ローカル飯を食べながらバリ島でのいろいろな出来事を思い出します。バリ島は何度行っても飽きることがない楽園であることを再認識した旅となりました。