インドネシアの新型コロナ対策として、8月29日から国内移動で公共交通機関などを利用する場合、18歳以上はワクチン3回接種完了していることが義務化されました。
インドネシアの新型コロナウイルス対策本部(タスクフォース)は公共交通期間(飛行機、鉄道、バス等)や自家用車を利用して国内移動する場合の条件として、18歳以上の方は新型コロナワクチンのブースター接種(3回目)が義務化されました。これまでは、ワクチン2回接種していた人は、出発前72時間以内のPCR検査をすることで移動が可能でしたが、PCR検査結果は不要となります。8月29日から義務化スタートとなりました。
州・県・市の境を越える国内移動(飛行機、船、バス、鉄道、自家用車)
ワクチン接種義務化
国内移動においてワクチン3回接種が義務化されることになり、国内移動したければワクチンを3回打ちなさいという、なかなか強引な政策となります。どうしてもワクチンを打ちたくない人達も一定数いる中でワクチンの有無で移動制限をかけるのはインドネシアらしいところもあります。
2022年8月10日現在のインドネシアでワクチン接種した人の数は
つまり、国内移動できる人はインドネシア国民の25%しか移動できないので、残りの人は移動したければ3回目のワクチンを打たざる得ない状況です。
スカルノハッタ空港などでもワクチン接種会場を設置して、追加ワクチン接種を呼びかけていますが接種率はなかなか伸びていないようです。
外国人は、インドネシア入国の際にワクチン2回接種でも問題なく入れるようですが、国内移動する際に3回接種が義務化されているため、基本的には3回接種してから入国する方が良いと思います。これからインドネシアに来られる方は、ワクチン3回接種していないと飛行機などで、どこにも移動できないということになる可能性もありますのでお気をつけてください。