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【2023年最新情報】ボロブドゥール遺跡に登るツアーに参加した

コロナ禍の規制により、ボロブドゥール遺跡内への立ち入りが一時禁止されていましたが、現在は再び遺跡に登ることが可能になりました。その様子をお伝えします。

寺院内部は人数と時間制限あり

2020年からは遺跡保全のため、遺跡に登ることが禁止され、観光は遺跡の周囲を眺めるだけでした。しかし、現在は試験的に1日1,200人の入場制限を設けて、遺跡に登ることが許可されています。遺跡に登るためには、ボロブドゥールの公園の入場料とは別にツアーに申し込む必要があり、チケットは1週間前から予約可能です。遺跡ツアーは月曜日を除き、毎日8:30〜15:30の間、1時間ごとに150人ずつ8回出発します(日の最大人数は1,200人)。ツアーの所要時間は、準備を含めて約1時間半です。

朝早く到着したため、事前予約なしで9時のツアーに参加することができました。8時半の受付開始まで、周辺を散歩しながら待ちました。7時を過ぎると団体観光客が多くなるため、6時台に早めに来場するとセクション1のツアーに参加しやすいようです。ツアー参加には、入場料に追加でアップグレード料金が必要です。

私はKITASを持っているので、ツアー料金は70,000ルピア。入場料は50,000ルピアなので、合計は120,000ルピアです。外国人観光客の場合、ツアー料金は80,000ルピアで、入場料25ドルを含めると約455,000ルピアになります。外国人価格は高めですね。

ツアー料金には持ち帰り可能なサンダルとガイド料が含まれています。

ツアー準備

いよいよツアーが始まります。

最初にリストバンドを受け取り、自分の足のサイズに合わせたサンダルを選びます。遺跡を傷つけないようにデザインされたこのサンダル(ウパナットと呼ばれる)は2種類あり、履き心地の良いものを選べます。サンダルは持ち帰り可能で、専用の袋も提供されます。履いていた靴はサンダルに履き替え、袋に入れておきます。

次に番号札を受け取り、各番号ごとにガイドが割り当てられます。一つのガイドグループは約15人で、全体は10グループに分かれて移動します。ガイドの説明は英語で行われました。全員が集まったら、約1時間のツアーがスタートします。

ボロブドゥール遺跡ツアー

ボロブドゥール遺跡への階段の前にゲートがあり、リストバンドをスキャンした後、立ち入りができます。

ガイドの説明に従い、低層から高層へと順に移動します。朝の9時でも晴れた日は日差しが強いので、帽子と水の持参は必須です。ガイドの説明は、できるだけ日陰で聞くことをおすすめします。遺跡の上まで順に移動し、写真撮影も自由ですが、ガイドの目の届く範囲内で行う必要があります。

特にレリーフの階は見どころで、仏陀の一生を描いたストーリーが刻まれています。

さらに上層には多くのストゥーバがあり、その中から仏像が見えるストゥーバは特に人気の写真スポットとなっています。

最上部の大きなストゥーバは神聖な場所であり、お祭り時のみ入場可能ですが、観光客は入ることができません。

1時間の観光後、ツアーは終了となります。出口では再びリストバンドのスキャンが行われ、人数管理が確認されます。

この制限付きのボロブドゥール遺跡ツアーは、9月以降も継続される予定とのことです。

ボロブドゥールツアーは、ぜひとも参加をおすすめします。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。