公式エアラインガイド(OAG)が提供する2023年のデータによりますと、ジャカルタからバリ(デンパサール)線が世界で最も忙しい国内線の一つとして注目を集めています。国際線に関しては、ジャカルタ-シンガポール線が世界第7位にランクインしました。
OAGの「2023年世界で最も混雑する国内線トップ10 – 座席数によるランキング」では、ジャカルタ-バリ路線は10位にランクインしました。乗客数は合計で7,190,961席に上ります。ジャカルタ-バリ路線は、国内外の観光客に人気のあるバリ島への主要なアクセスルートとして、インドネシア国内でも特に混雑しています。この路線は、2019年のトップ10には入っていませんでしたが、2023年には座席数が8%増加し、この注目すべき位置にランクインしました。このデータは、インドネシアの航空業界にとって重要な指標となり、ジャカルタ-バリ線の重要性を改めて強調しています。バリへの観光需要の高まりとともに、今後もこの路線の利用者数は増加すると予想されています。
このリストの上位は主にアジアの路線が占めており、1位は済州島(CJU)からソウル(GMP)への路線で、乗客数は1,370万人でした。2019年と2022年にも1位の記録を達成しています。しかし、2023年の済州-ソウル線は2019年と比較して航空輸送席数が21%減少している点が注目されます。
2位と3位は日本の国内線がランクインしています。札幌 (CTS) から東京 (HND) 線は、乗客数が 1,190 万人に達し、世界で最も混雑する国内線として第 2 位となっています。そして、3位は福岡(FUK)から東京(HND)線で乗客数は合計1,120万人となっています。
ちなみに、国際線ではジャカルタ発シンガポール行きの路線も多くの航空券が販売され、世界で最も混雑する航空路線として7番目にランクされています。ジャカルタからアジアのハブ空港である、チャンギ国際空港まで1時間あまりで到着できるので、乗客が多いのもうなずけます。
出典:OAG