ジャカルタでの休日どこにいくか迷った時には、北ジャカルタのコタ地区で異国情緒を体験することができます。「ファタヒラ広場」が目の前に広がっており、すぐ近くに「ジャカルタ歴史博物館」があります。お昼は有名レストランであるカフェ・バタビア(Cafe Batavia)にに行ってみることにしました。
カフェバタビアの建物は、1830年代にコロニアル様式で建設され、オランダ統治時代の知事の住居兼事務所として利用されていて、その後数年間は、商社が入居していました。現在は、カフェとして多くの観光客に親しまれています。
建物の1階にはバー、ステージ、ラウンジエリアがあります。ジャワのチーク材の階段で2階へと続いています。2階には150名収容可能なダイニングホール「グランドサロン」があります。建物の空間は木材で構成されていて、大きな窓があるのが特徴です。室内にはたくさんの光が差し込み、窓からはファタヒラ広場とオランダ植民地時代の建物を眺めることができます。
カフェバタビアの階段やトイレには、1930年代の有名人や王族の写真が飾られています。
オランダ統治時代のタイムスリップしたような不思議な空間でインドネシア料理やコーヒーを楽しむ事ができます。もちろん、ここではビールも飲めますのでご安心ください。
アンティークなテーブルや椅子で料理を満喫していると、ヨーロッパに滞在している雰囲気になり、ジャカルタにいることを忘れてしまいます。インドネシア料理や、ヨーロッパの料理など、幅広く取り扱っているのですが、どれも完成度が高く味も確かです。
カフェバタビアは、観光地価格となっているため値段は少し高めです。日本人の感覚ですと、日本で食べるのと同じくらいの価格ではないでしょうか。ジャカルタの平均価格よりは高めであるため、客層もお金持ちが多い感じがします。
カフェバタビアの人気の席は、二階の窓際となります。
店内の良い雰囲気と目の前のバタビア広場を一望できます。今回も12時ちょっと前に店に到着したところ、1階を案内されたのですが1階が混雑してきたため12時過ぎになり2階を開放、2階の窓側に座る事ができましたが、タイミングが重要かもしれません。
異国情緒あふれる空間で、ジャカルタの休日を優雅な気持ちで過ごす事ができます。店内はクーラーが効いていて快適な空間となっていますので、クールダウンするためにカフェでまったりするのもお勧めです。