スマランからジャカルタに鉄道で移動していた国内移動も最後となりました。ジャカルタから本拠地マカッサルに戻るため、スカルノハッタ空港にやってきました。今回は搭乗までの様子をお伝えしたいと思います。
ジャカルタ老舗5つ星ホテルであるアルヤドゥータホテルを12時ぎりぎりに出発の準備をしてからチェックアウトとなりました。ホテルでは、ゆっくり朝食を食べた後も、ベッドでごろごろしながら寛ぐことができました。
今回搭乗予定のバティックエアのマカッサル行きの飛行機は、スカルノハッタ空港を15時30分に出発する予定ですので、ホテルから空港まではタクシーで向かうことにします。この日は日曜の昼間だったので、ジャカルタ市内の高速道路がガラガラでスカルノハッタ空港まで40分あまりでターミナル2に到着することができました。
預け荷物がないので、空港のチェックインの機械を使ってチケットを発行します。
搭乗開始時間は15時ですが、12時40分にチェックインまで済んでしまいました。スムーズすぎて早く空港に到着してしまっても時間が余ってしまいますが、空港で昼ごはんでも食べながらゆっくりすることにします。
ターミナル2には多くの飲食店があって毎回どこで食べるか迷うのですが、ふと甘い香りが漂ってきました。
できたて作り立てのシュークリームで日本でも人気のビアードパパですが、インドネシアでもなかなかの人気で、店舗数もかなり増えています。注文してから焼き上げたシューの中にクリームを入れる手法は、カリカリ風味が好きなインドネシア人の好みに合っているのでしょう。多くの人がシュークリームを注文しています。久しく日本の洋菓子を食べていなかった事もあり立ち寄ることにしました。シュークリームが1個24,000ルピア(220円)と日本と変わらない価格ですが、コロネや、フォンダンケーキなど色々注文してしまいました。
先にデザートを買ってしまったのですが、昼ごはんを食べる店をと探していたら、サテ(串焼き)の店スナヤン(Senayan)が目に入ったので、今この店でサテでも食べて行くことにしました。席に着く前に注文して、出来上がったら番号が呼ばれて取りに行くファストフードのような感覚です。注文の順番が回ってきたので、サテを注文しようとしたら、なんと売り切れ。
昼の時間に売れきれとは、本当にサテ専門店なのかと疑いましたが、仕方なくバクソ(肉団子スープ)を注文しました。
席は禁煙席と喫煙席に分かれていて綺麗な感じです。
フードコート的なお店で、周りを見渡したら他店で買ったものを食べている人がいたので、バクソが来るまでの時間に先ほど買ったシュークリームを食べることにしました。
カリカリとしたシュー生地に甘さ控えめのカスタードクリームがとても美味しいです。インドネシアでこのクオリティなら、多少高くても売れるのがわかります。
番号が呼ばれたので、注文の品を受け取りに行きます。インドネシア料理の高級店らしく、屋台で食べるバクソとはまったく違うものになっています。屋台ですと15,000ルピアほどで食べられるバクソも、この店のバクソは100,000ルピアと4倍以上の価格です。あっさりした出汁が効いていて、肉団子もふんわりした感じで美味しかったです。
シュークリームとバクソという不思議な組み合わせのように感じましたが、いい感じの食べ合わせとなりました。
フライトレーダーアプリでも今回搭乗予定の機体が14時15分にジャカルタに到着しているので、定刻での出発となりそうです。そろそろ店を出て搭乗口に移動することにします。
つづく。