「チレン」というお菓子をご存知でしょうか。先日マカッサルのカフェで食べたのですが、揚げ餅そっくりで素朴で美味しかったので、今回はインドネシアのお菓子「チレン」をご紹介したいと思います。
チレン(Cireng)は西ジャワ・バンドンの伝統的な食べ物となります。チレンはCireng-aci gorengの略で、「炒めたタピオカ」を意味します。
油で揚げるとタピオカがもちもちした食感に変わり、餅と間違えるかのような食感に変わります。ふわっとした食感でチレンは元々あまり味がなく、塩味だけなので、サンバル、チーズやピーナツソースなどの味があるそうです。
チレンの主成分はタピオカです。値段も安く、味も美味しい、どこでも売っている手軽な食べ物です。自分で作りたい場合も簡単です。
原材料はタピオカ、小麦粉、ネギ、にんにく、塩、水というシンプルなお菓子で、美味しいチレンの作り方を紹介します。まずはタピオカ500g、小麦粉200g、ネギ50g、にんにく5つ、塩少々、水400ml用意します。
ネギを薄切りにして、にんにくをすりつぶします。
ネギとにんにくを水に入れ、塩と一緒に沸騰させます。。
沸騰したら、タピオカ大さじ5杯を入れ混ぜます。
よく混ざったら残りのタピオカを入れさらに混ぜます。練り粉が柔らかくなります。
その練ったタピオカ丸めてた形にします。
小麦粉をまぶして炒め、出来あがりです。
今回チレンをカフェで食べましたが、屋台などでも良くみかけることができます。一口サイズで食べやすく、おやつにぴったりです。熱いうちに醤油につけると、揚げ餅の味そっくりになります。日本人としては、揚げ餅で馴染みある醤油味が一番美味しいと思います。モチモチした食感だけど、次の日にもう一度揚げたら、カリカリの煎餅になるそうです。
値段も安く1皿20,000ルピアほどで食べることができますので、屋台やカフェで「チレン」を見かけたら是非一度試してみてください。手作りでも簡単にできますので、おすすめです。