バリクパパン空港からシティリンクでマカッサルに戻ることになりました。マカッサル海峡を渡る約1時間の夕方の時間のフライトになります。シティリンク搭乗の様子をお伝えします。
バリクパパンからマカッサル行きの直行便は、ライオンエアとシティリンクのみとなります。行きはライオンエアに乗って行きましたが、マカッサルに戻る便は夕方便のシティリンクに搭乗します。シティリンクQG429便は、バリクパパン17時10分発、マカッサル18時25分着となり、夕方のまだ明るい時間帯に到着できますので外の景色を見ながら移動できそうです。出発30分前の16時40分に搭乗開始となりましたので、定刻での出発となります。午後の時間のインドネシアの国内線の特にライオンエアやシティリンクは必ずといっていい位遅れが頻繁に起こっているのですが、定刻で出発できるのは滅多にないので大変ラッキーとなります。
シティリンクの機体はエアバスA320-200の180席タイプに搭乗していきます。座席は31Aと最後尾の座席の窓側となりました。
シティリンクのWEBチェックインのシステムでは、座席がランダムに決定するので、どの座席になるのかは運次第なのですが窓側の座席で一番後ろの座席になりました。
外の景色を見るには絶好の席になりましたので、後は天候が良いことを期待したいところです。
スムーズに全ての乗客が搭乗したようで、飛行機のドアを閉めて出発していきます。ほぼ定刻通りに出発します。初めての東カリマンタン訪問でしたが、短い時間でしたが内容の濃いものとなりました。
海岸沿いに空港があるので、滑走路を離陸するとすぐに海の上となります。
カリマンタン島からスラウェシ島までマカッサル海峡を横断する形で飛行していきます。
空港を離陸して、バリクパパンの街とはお別れです。
すっきりとした青空ではなく雲が多い天候ですが、ところどころに晴れ間も見えているので海がきれいに見えてきました。
しばらくするとサンゴ礁の島が見えてきました。
バラバラカン諸島の上空に差し掛かったようです。
バラバラガン諸島は、東カリマンタン州と西スラウェシ州の州境の間に位置する群島ですが、行政上の所属は、西スラウェシ州になります。全部で16の島があり、そのうち10島は有人島となります。島民のほとんどが漁民で、魚を獲って生計を立てています。美しい白い砂浜と透き通った青い海がある、隠れた楽園と呼ばれていますが、島までのアクセスがバリクパパンの港から漁船に乗って10時間以上かかるそうです。ホテルもないので、漁民の家に泊めてもらうしかないそうです。そんなアクセスの悪い離島でも飛行機だとあっという間に到達できて、上空からですがバラバラガン諸島眺めることができたのはラッキーでした。
マカッサル海峡を渡り、スラウェシ島が見えてきました。西スラウェシの州都マムジュ付近の海上を飛行しているようです。
海の上は比較的晴れていましたが、スラウェシ島の上には大きな積乱雲があり雨が降っているようです。雲を避けながら西スラウェシから南スラウェシの海上を進みマカッサルまで南下していきます。
雲の中に入るとかなり揺れが激しくなり、シートベルトサインが何度も点灯しますが飛行自体はとても順調で、定刻よりも15分早い18時10分にマカッサル空港に到着しました。
飛行機で1時間ほどの距離で到着できるカリマンタン島は近いと再認識しました。今回は東カリマンタンに訪問しましたが、カリマンタン島は世界で3番目に大きな島ですので、マレーシア、ブルネイを含めて色々な都市を巡ってみたいと感じました。