シティリンクでマカッサルに帰還！夜便で過ごす快適なフライトとバンドン旅のフィナーレ
夜便でのフライト準備
バンドンでの多彩な体験を終え、ジャカルタ・スカルノハッタ空港からシティリンクでマカッサルに戻る時間が来ました。今回のフライトは夜21時発の便で、フライトの時間帯としては少し遅めですが、私にとっては夜の空を駆け抜けるこの時間帯が少し特別な雰囲気を醸し出していました。夜便の魅力は、空港が落ち着き、機内も静かでリラックスできることです。今回指定した座席は1Aという一番前の席。前方の座席は足元が広く、特に長距離フライトではゆったりと過ごせるため、好んで選んでいます。
21時発の予定だったものの、実際の出発は事前に連絡があったように40分ほど遅れるとのこと。これはシティリンクが最近強化している遅延情報の事前通知のおかげで、事前に把握できており、焦ることなく空港で時間を調整することができました。遅延の知らせが来たおかげで、空港での余裕のある時間も楽しむことができ、フライト前に軽く食事を済ませ、フライトに備えることができました。空港のコンビニで購入したサンドイッチを持ち込み、機内でも軽食を楽しめるように準備を万全にしておきました。
1Aの座席で快適なフライト
いよいよシティリンクの搭乗が始まり、私は1Aの座席へと向かいました。最前列の座席は足元が広々としており、特に夜便のように体力を温存したいフライトでは理想的な選択肢です。さらに、1Aの座席は隣に乗客が来ないことも多く、今回も隣が空席であれば、より一層快適に過ごせるだろうと期待していました。夜便は混雑していないことが多く、今回もそれほど満席ではなさそうでした。
座席に着くと、シティリンクのスタッフが有料座席指定者向けのミネラルウォーターを配布してくれました。こうしたサービスは、ちょっとしたことではありますが、フライトを快適にするための心遣いとしてうれしいものです。
飛行機がジャカルタの滑走路を静かに滑り出し、夜のフライトが始まりました。窓の外には、ジャカルタの広大な夜景が広がり、特に空港近くに開発された「PIK（Pantai Indah Kapuk）」の明かりがまばゆく輝いていました。広大なジャカルタ市内の灯りを眺めながら、飛行機がゆっくりと高度を上げ、静かに夜空へと進んでいきます。
機内でのリラックスタイム
フライトは約2時間半。ジャカルタとマカッサルには1時間の時差があるため、マカッサルに到着するのは現地時間で夜中の0時過ぎとなる予定です。この時間帯に移動するのは少し体力を消耗しますが、今回のように快適な座席を確保できていれば、ストレスなく過ごせます。私は持ち込んだサンドイッチを食べながら、軽く腹ごしらえをしました。機内食は提供されませんが、短いフライトではこうした持ち込みの軽食で十分です。
窓の外の夜景はまばらで、ジャカルタを離れてすぐに暗闇に包まれました。夜便特有の静けさが漂い、機内も落ち着いた雰囲気です。座席はリクライニングも十分に効くため、足元を伸ばしてリラックスしながら、心地よいフライトのひとときを楽しむことができました。夜便の移動では、周囲の乗客も静かに過ごすため、特に眠るのには最適な環境です。
しばらくの間、私は目を閉じて仮眠を取ることにしました。体力を温存し、次の日に備えるためのひとときです。目を閉じていると、静かなエンジン音だけが聞こえ、時間がゆっくりと流れていきました。
マカッサルへの到着
仮眠を取っているうちに、飛行機はマカッサルに近づいていました。マカッサルの街の光が見え始め、私も目を覚ますと、飛行機が高度を徐々に下げていくのを感じました。マカッサルの夜景はジャカルタほど大きくはありませんが、どこか穏やかで、帰ってきたことを実感させてくれます。夜中の到着ということもあり、空港は静かで、街全体が休息に入ったような雰囲気が漂っています。
飛行機は静かにランディングし、スルタン・ハサヌディン空港に無事着陸。到着時刻は深夜0時過ぎで、マカッサルの日常に戻る瞬間が近づいてきました。この便は夜遅い到着であるため、機体は朝まで空港に駐機されることになります。そのため、飛行機はブリッジに接続せず、沖止めされていました。
私たち乗客はバスでターミナルまで運ばれることになり、バスに乗り込みながら、静かな夜のマカッサル空港でのひとときを過ごしました。
バスに揺られながら、今回のバンドン旅行のさまざまな思い出が頭に浮かびます。高速鉄道「Whoosh」での体験、スンダ料理の魅力、そして日本風旅館の滞在と、どれもが特別な体験でした。そして、その旅を締めくくるこの夜便でのフライトも、私にとって忘れられないひとときとなりました。
バンドンの旅を振り返りつつ、マカッサルの日常へ
マカッサルの夜の空気を感じながら、バンドンの旅を振り返りました。スンダ料理の美味しさや、日本式旅館での異国感を味わい、高速鉄道「Whoosh」での快適な移動を楽しんだ今回の旅。すべての体験が新鮮で、心に残るものでした。ジャカルタとバンドンの違い、そしてバンドンの独特な雰囲気は、これからも私の記憶に深く刻まれることでしょう。
マカッサルの日常に戻るとともに、また新しい旅の計画が楽しみになります。次はどこへ行くのか、どんな体験が待っているのか。マカッサルでの日々を再開しつつ、新たな冒険を夢見て、次の旅に備えたいと思います。今回のバンドン旅行はこれで幕を閉じますが、旅の思い出はこれからも私の心を豊かにしてくれることでしょう。
