バリ島への旅の締めくくりとして、デンパサール国際空港の国際線出発エリアでのひとときは、旅の疲れを癒やし、次のフライトまでの時間を快適に過ごすためのラウンジ滞在が楽しみです。プライオリティパスが利用できる「Concordia Lounge」には、お酒の提供がないという予想外のサプライズがありました。
バリ島のデンパサール国際空港では、3つの主なラウンジが用意されています。ガルーダインドネシア航空のビジネスラウンジは、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客およびガルーダプラチナム会員が利用できます。各種ホットミールやオードブル、アルコールを含む飲み物の用意があり、ビジネスセンターが完備されているため、出発までにゆったりと過ごせます。
ワンワールドやスターアライアンス系の航空会社のファーストクラスやビジネスクラスのゲストが利用できる「プレミアラウンジ」もあります。営業時間は朝4時から夜1時までで、以前はプライオリティパス対象でしたが、2023年現在は対象外となっています。
コロナ以前にプライオリティパスで利用できたプレミアムラウンジとして知られていましたが、2024年2月現在では、隣のコンコルディアラウンジが利用できるように変わりました。
チェックイン後、コンコルディアラウンジにプライオリティパスを持って行ってみると、以前のT/Gラウンジがコンコルディアラウンジに変わっていました。ングラライ空港にあるこのラウンジは、プライオリティパス保持者やラウンジキー保持者が利用でき、同伴者は30ドルの料金を支払えば利用可能です。営業時間は朝7時から夜7時までです。
ラウンジ内は広く、座るスペースが十分に確保されています。
Wi-Fiは無料で利用でき、食事のオプションも豊富です。地元の味から国際的な料理まで、幅広い選択肢があります。
ホットミールには、チキンスープ、お粥、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、フライドポテトなどがあります。
また、サラダとフルーツも提供されています。
バーカウンターでは、エスプレッソ、ロングブラック、アメリカーノ、ラテ、カプチーノなどのコーヒー類や、チョコレート、紅茶類が注文できます。
デンパサール国際空港の「Concordia Lounge」は、プライオリティパスを持っている場合、無料で利用できますが、ビールやその他のアルコール類の提供がありません。ラウンジの楽しみといえばビールやアルコール!なのですが、ちなみにラウンジに入室時に、今はアルコール類、シャワーは無いですと係の人から案内がありましたが、国際線でバリなのにお酒がないなど、ちょっと耳をうたがいました。
ラウンジの楽しみの一つとして期待されるアルコールがなく、お酒を飲むつもりでラウンジに来ていたのでかなりショックでした。前のTGラウンジはお酒も豊富だったのに残念でしかありません。お酒を飲まない方にとっては、それなりに良いラウンジかもしれませんが、お酒を目的として利用したい方は注意が必要です。
バリ島でConcordia Loungeにはシャワーがないことも、少し残念なポイントです。プライオリティパスを使うなら入る価値はありますが、お金を出してまで利用する必要はないかもしれません。フード類の種類がやや少なく、シャワールームやアルコール提供もないため、隣のプレミアラウンジを利用する方が良いでしょう。デンパサール空港内でプライオリティパスを利用可能な唯一のラウンジであるため、必要に応じて利用することをお勧めします。