この夏に業績を上げたいとしていた旅行業界にとっては、新型コロナの感染者増加により、小池知事が「旅行、夜間の会食、遠くへの外出」を自粛してほしいと訴える等、各知事がお盆の帰省を自粛求める一方、安倍首相は帰省の自粛は求めないと発言するなど、何をどうしていいかわからない状況になってきています。
日本もインドネシアもコロナ感染拡大が止まりません。医療崩壊も起きてきて、暑い夏が来ても猛威は衰えません。
DIAMOND Online(https://diamond.jp/articles/-/244438)
に面白い記事が掲載されていました。
新型コロナウイルスについてのレポートですが、このウイルスは弱毒性でありそこまで恐れることはなく違った対応が可能ではないかというものです。
レポートによると
1つ目は、WHOは現状について警鐘を発している一方で、「ほとんどの感染者は軽症または中程度の呼吸器疾患を経験し、特別な治療を必要とせずに回復する」とHPに掲載し続けているとのこと。
2つ目は、日本を含む東アジアの国々が欧米に比べ人100万人当たりの死者数は2桁少ないということ(米466人、英700人に対し、日本は8人)。
理由は自然免疫力が強い、衛生観念が強い等の複合だろうと確定されていませんが、明らかに状況は異なると。
3つ目は、インフルエンザに比べ感染者、死者数が少ないということ。
つまり、インフルエンザは毒性が強いので自然免疫では対抗できず、発熱などの症状が出るが、新型コロナは毒性が弱く、98%の人は軽症、もしくは発症せず、一部の方が「サイトカイン・ストーム」(免疫の暴走)により肺炎等を起こし重篤になるということです。
こう考えると、2%の重篤になる可能性の高い層(高齢者の方、持病のある方など)への対応を準備すれば、当たり前に周りにいるウイルスとして取り扱うことはできるのではないかということです。
もちろん感染していいとは言いませんが、インフルエンザのワクチン接種し忘れてしまっても必ず病気になることはなく、ワクチンを接種してもインフルエンザにかかることもあります。
また、PCR検査にしても、「体内に取り込んだが感染していない場合でも陽性になる」ことや、他のコロナウイルスでも陽性となるとのこと。
そうなると、感染者数をただ単に発表することに意味がないように思われ、また、数が多いから自粛を促すということは、間違っていると思います。
このレポートの正否を検証はできていませんが、本当に正しいならば、今の対応は正しいとは言えないと感じます。
政府も大丈夫と言うには勇気はいると思いますが、正しいことを伝えることは大事であります。
感染拡大当初はやむなしだったとは思いますが、時間が経った今、トップが専門家に任せきらず、新型コロナとは何かをもっとしっかり理解すれば、経済と感染拡大防止のより良い手立てがあるのではと思うレポートでした。
このままではコロナ「日本沈没」してしまいます。正しい情報を正しく理解する、ということは重要ですね。