【インドネシア渡航】トモホンのリノウ湖で癒やし!
マナドから車で1時間ほど山道を抜けた先がトモホン市とミナハサ県を含む高原エリアであるミナハサ高原となります。高原の中に美しいエメラルドグリーン色のリノウ湖があります。湖のほとりでゆったりとコーヒーを飲みながら、癒やしのひとときを味わいました。
ミナハサ高原
北スラウェシの州都のマナドは商業の街、ビトゥンは漁業の街と特色がありますが、トモホンを中心としたミナハサ高原は観光の街として有名で、北スラウェシの文化の中心地となります。北スラウェシのミナハサ族の本拠地でもあり、キリスト教色がマナド・ビトゥンよりも強い街としても有名です。ミナハサ高原は花の街としても有名で、毎年トモホン・フラワー・フェスティバルも開催されているようです。その他、丁子やナツメグなどのスパイスの産地でもあり、火山あり、温泉あり、湖ありの見どころ満載の地域となっています。ミナハサ高原は海抜700~1,000mほどの高地にあるため、気温がマナド・ビトゥンより涼しくとても過ごしやすいところになります。
リノウ湖
トモホンの街から5Kmほど山道を抜けるとリノウ湖(Danau Linow)に到着します。リノウ湖は、火山湖として有名で、湖の周辺から白いガスが吹き出しています。リノウは現地のミナハサ語で「水の集まる場所」という意味を持ち、湖は硫黄分が多くため、濃い緑色をしていて、時には赤色や青色に色が変化することでも有名です。
リノウ湖の湖畔はリゾート開発されていて、インスタ映えするようなベンチなどが置かれ、湖を一望できる大パノラマのミナハサ高原の景色を見ることができます。
入り口で入場料を支払います。1人35,000ルピアですが、湖畔で無料のコーヒーがセットでついています。車でちょっと中に入っていくと駐車場があり、その場所からリノウ湖が見えてきました。
この日はあいにく曇り空でしたがエメラルドグリーンに輝く湖はとても美しく見ることができました。風向きによっては硫黄の臭いがするそうなのですが、この日は、硫黄臭さは気にならなかったです。山と丘と湖のグラデーションがとても美しく心が和みます。
施設に入っていくと、たまに結婚式に出会えるようで、リノウ湖の湖畔で愛を誓う儀式が執り行われるようです。
キリスト教式の結婚式だと、改めてイスラム教とは違う異教の地なのだと感じます。
さらに奥にテラスが設けられていて湖を一望できるエリアとなります。
早速無料のコーヒーを飲もうとした時に、引き換え券をどこかに無くしてしまったらしく、お金を支払ってコーヒーとピサンゴレン(揚げバナナ)を頂きながら湖の景色を堪能します。
急にバンドが鳴り響き、ライブ音楽が開始されました。しまいに、そんなにうまくない歌手が観客席まで巻き込んでインドネシアソングを歌い出しました。ゆったりと静かに景色を楽しみたい人にとっては大迷惑です。インドネシアではバンド音楽が場の雰囲気を盛り上げるものと勘違いしているところもあり、あまりにもうるさくて、外に出ました。施設の中よりも、駐車場から湖を見たほうが、満足度が高いという皮肉な結果になります。
今回は夕方の時間帯に訪問となってしまいましたが、地元の人が言うには美しい湖を見るのは朝が最高だそうです。朝のひんやりとした空気の中で見るリノウ湖を次回は見てみたいと思います。
リノウ湖の美しさは格別でした。
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