これまでの国内調査・現地調査をもとに、仮説戦略の再確認・再構築を行っていきましょう。
当初計画の修正や確認分析・推測及びアクション立案をして修正するべき部分をしっかりと洗い出し、どの国にどの商品でどのような形で海外進出をするのか、本格的に動き出す前に最終決定をします。
海外は文化や考え方が違うため、アンケートの「はい、いいえ」や「満足、普通、不満」と言った人数や割合、傾向値などの数値や量で表される定量情報だけでは認識の相違が生じ正しい分析や推測ができません。
適切に海外情報を理解するために「どのように」・「なぜ」を知る定性調査を行うことが大事です。
定量調査では得る事が難しい、その回答に至った経緯や理由、同じ様な考え方で選んでいる他の製品はあるか、などの数値にできない価値観、情緒的な心理構造を知ることが大事です。
顧客・流通・競合プレーヤーから実ビジネスで何が起こっているかを把握しましょう。
海外情報をフラットに評価した後にとるべきアクションプランを立案します。
アクションは1つだけではなく考えられるアクションプランは全て示した上で意思をもって選出できるようにしましょう。
得られた情報、推測からメリットデメリットをそれぞれ出しましょう。
アクションプランを採用するうえでのリスク(前提としている条件)も網羅的に出しましょう
意思決定に必要な内容を関係者全員と共有できる形で表現し、意思決定を図ることが大事です。
意思決定できる経営会議に提案しましょう。意思決定する経営者までどうやって進めるかを考えましょう。
海外事業における事業推進は多くの業務が自分の守備範囲外であっても「進めるのは自分」という意志を持つことが大事です。
情報を可視化し共有することが大事です。
アクションプランと各種の情報を関係者全員が共通認識を持てる形で共有しましょう。
誰が、いつまでに、何をするかの数年に渡る計画に落とし込みを行い、実行フェーズにつなげます。進捗管理を通じてPDCAを回転できるように計画を組みます。
他にいい案がないのか、本当にそうなのかと言った疑問は前もって予測し、対処できるように準備しましょう。
の順番で行っていきましょう。