インドネシアの新型コロナ新規感染者は直近1週間平均が1日5,977人と5千人台まで減少してきました。だいぶ感染が落ち着いてきましたので、入国規制緩和もそろそろ発表があるのではないかと待ち遠しい日々が続いています。
9月10日の感染者は5,376人と発表され、直近1週間の感染者合計が41,841人と1週間平均で5,977人と5,000人台まで低下しました。5月頃の水準まで落ち込んできました。7月中旬には1日5万人を超えていましたので、だいぶ感染拡大が落ち着いてきました。強い活動制限とワクチン接種で抑え込みに成功してきているようです。
新規感染者数(人) | 累計感染者数(人) | |
9月4日(土) | 6,727 | 4,123,617 |
9月5日(日) | 5,403 | 4,129,020 |
9月6日(月) | 4,413 | 4,133,433 |
9月7日(火) | 7,201 | 4,140,634 |
9月8日(水) | 6,731 | 4,147,365 |
9月9日(木) | 5,990 | 4,153,355 |
9月10日(金) | 5,376 | 4,158,731 |
しかし、死者数はまだ増え続けていて10日の発表によると315人もの人々が亡くなりました。
インドネシア政府は、感染者蔓延を抑えようと努力を続けており、地域活動制限(PPKM)に加えて、ワクチン接種を拡大しています。
1回目のワクチン接種者は71,175,259人と7千万人を超えました。2回目まで接種を受けた人も40,867,993人と4千万人を超えたとのことです。ワクチン接種率は集団免疫を獲得する政府の接種目標2億826万人の1回目34.18%、2回目19.62%に相当するとのことです。
9月10日に発表されたジャカルタの陽性率は、わずか1.4%となったことがわかりました。公的PCR検査数が18,047人中、陽性は261人、陰性は17,786人であったと報告されました。
ジャカルタの1回目ワクチン接種者は10,042,708人と1千万人を超え、2回目接種も6,721,632人となったことで、かなり感染者が減少していることがわかります。
感染が落ち着いてきましたのでそろそろ次の段階は、外国人のインドネシア入国規制緩和の動きですが、インドネシアの入国管理局は9月7日に一部の例外を除く全ての外国人の入国を一時停止する措置を引き続き継続すると発表しました。現在も新規ビザの発行が停止している状況ですが、一方で外国人の滞在許可の申請手続きの受付を一部で再開したとの話もでてきましたので、入国再開に向け次の動きに注目したいと思います。