【インドネシア】ドリアン・モントンのおいしさの魅力を語る!
インドネシアのマカッサルに滞在して変わった事と言えばドリアン好きになった事です。強烈なニオイがどうしても苦手でしたが、ドリアン・モントンに出会ってから不思議な魅力に取り憑かれています。
モントンとは
ドリアンは、熱帯気候の東南アジア諸国原産の果物でインドネシア、マレーシア、タイで27種類以上の品種があると言われていますが、インドネシアで栽培されているのは20種類と言われています。ドリアンモントン(Durian Montong)は、インドネシアで最も人気のあるドリアンとなります。重さは2-4kgと比較的重く、細長い形をしていて黄色の実が特徴のドリアンとなります。ドリアン・モントンの原種の産地はタイだったようですが、インドネシアで栽培が適していているということで、マカッサルで食べるモントンは、ほとんどが「パル産」です。スラウェシ島赤道直下の中部スラウェシ州都のパル(Palu)で栽培されるドリアンが最高級においしいとされていて、ドリアンのメイン産地となっています。
甘さと香りが最高
強烈な匂いがあるドリアンの中でもドリアンモントンはニオイが抑えてめでとても甘くクリーミーな味わいがあるドリアンです。ほとんどニオイが無いと言っていいほど匂いません。独特の濃厚なクリーミーさを味わうと、ドリアンのネガティブな感覚がまったく消えてしまいます。刺々しい姿からフルーツの王様など呼ばれてはいますが、クセの強ささから悪魔の実ではないかと思わせる、不思議な魅力があるドリアンですが、ドリアン・モントンの美味しさにはまると、魅力に取り憑かれて抜け出せなくなるハイリスクな果物になります。
モントンは高価
現在インドネシアで栽培されるドリアンの中では、最も高価なドリアンの種類がモントン種であると言われています。味も最高においしいのですが、モントン種は果肉の部分が厚く種が比較的小さいので、可食部分がとても多くなります。ローカルのドリアンが1個1Kg前後に比べ、モントンは3~4Kgになります。ドリアン屋さんに行くと量り売りしてくれるのですが、1Kgあたり70,000~75,000ルピア程度となりますので、1個で20万~25万ルピア(1,900~2,300円)程度になります。インドネシア人の平均的な日給が10万ルピアほどなので、2日働いた分の値段なのでかなり高級な果物です。
ドリアン嫌いを克服
ドリアン・モントンは、おいしいカスタードクリームをなめている感覚です。しかも自然の甘さがある中で控えめでしつこさがないので、いくらでも食べることができます。とにかく、果物の中では別格級です。ドリアンで最も言われるのが、あの発酵臭が食べものとして受け付けないと言われ嫌いな方も多いと思いますが、モントンは全くニオイが気になりません。モントンがあったおかげでドリアン嫌いを克服することができました。一旦モントンを食べると、ニオイがキツイ他のローカルドリアンの食べ比べもできるようになりますが、最終的には、やっぱりモントンが美味しいという結論に達します。
アイスドリアンもおいしい
生で食べるのもおいしいですが、半分位ドリアン屋さんで食べて、残りを持ち帰って家の冷凍庫で凍らせるとさらに美味しいです。ニオイもさらに薄くなりバニラアイスクリームを食べているようになります。最高に美味しいデザートとなります。ニオイが気になる方は、凍らせて食べてみてはいかがでしょうか。
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